みさ

書きたい事だらけの散文。 キーボードと仲良くなりたい。 一先ずは、長年連れ添った潰瘍…

みさ

書きたい事だらけの散文。 キーボードと仲良くなりたい。 一先ずは、長年連れ添った潰瘍性大腸炎の事や趣味の話を文字に起こしたいと思います。

最近の記事

大腸全摘手術当日の話

私が大腸全摘手術を受けた日なので、忘れない内に書いて置きたいと思います。 当日私がした事と言えば、手術室まで歩いて行って、手術台に乗って、名前と何の手術を受けるか確認して、寝ただけなんですが。 一般的に大腸全摘手術の所要時間はは6時間程度なのですが、私の場合は7時間程掛かりました。 想定より小腸が短かったらしく、「繋ぎ合わせるのにちょっと手間取ったんだよね」とは医師談です。 手術に関してもやはり個人差があるかと思いますが、何かの参考になれば幸いです。 朝 起きてからずっ

    • UCがストレスな話

      発病した当初、人生始めての入院が3ヶ月、人生始めての絶食が2ヶ月半にも及び、「もう二度と入院したくない!食事も生活習慣も気をつける!」と気合を入れて闘病生活に挑んだ私でしたが、僅か3ヶ月で病院送りになったものでした。 再び栄養指導を受け、「脂質と刺激物は十分気をつけていたから、次は食物繊維と砂糖」と、更に厳しく食事を縛りました。 しかしそれでも半年後にはまた入院。 その頃には「食べるから再燃してしまう」という恐怖心さえ抱くようになっており、拒食症に近い精神状態に追い詰めら

      • 誰に言ってもしょうがない話

        私が潰瘍性大腸炎を発症したのは19歳の初夏でした。 いつかお話する機会があるかも知れませんが、私は高校時代にうつ病になり、通信制の学校を卒業したギリギリ高卒人間です。 同年代と同じ年に卒業するところまでは問題なかったのですが、就職に失敗して開き直って1年遊んじゃった恥ずかしい経歴を持っています。 今思えばそのこそ1年が人生で最も自由で楽しく、素晴らしいものであったと、心の底から思います。 闘病≠生活発病してから様々な病気の体験談や闘病記録を目にしてきました。 病を抱えた

        • UCとご飯の話

          脂質40gの壁「今日1日の食事で脂質を何g摂りましたか?」 と聞かれて、大まかな数字が出る人はあまり多くないかも知れません。 脂質40gとは、潰瘍性大腸炎患者が1日に摂っても良いとされる目安です。 これを超えると体調を崩しやすくなったり、再燃のトリガーになる可能性があると言われています。 同じIBDのクローン病は更に厳しく、上限30gとされています。 脂質が必ずしも再燃のトリガーになるとは言い切れませんが、腸管に対する刺激を抑える事は全く無駄とも言い切れないので、脂質を気に

        大腸全摘手術当日の話