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読書記録【バブル再び: 日経平均株価が4万円を超える日】

著者 : 長嶋 修さん
ページ数 : 190ページ


<この本を選んだきっかけ>

タイトルが気になったという理由だけで買った本。
「株バブルはもう終わっている!いまからはバブル崩壊の方にむかっていく!」と騒がれている中このタイトル。
ええ本当かな〜?と思い、いろんな意見や見方を知るのもいいなと思って読み始めました


<感想>

結構筆者さんは世間とは真逆な意見をお持ちの方だなと思いました。
真逆というかちょっと視点を変えたところからの意見。すごく新鮮で面白かったです

不動産市場は、
三極化してきている。今後の不動産はあくまでも「部分バブル」が起きる
①価値が上昇し続けているエリア
②なだらかに下落を続けるエリア
③今後も下落を辿っていくと思われるエリア
今後の不動産はインカム(家賃収入)は天井感がありキャピタル(売却)を期待した投資がいい

中国・恒大問題は共産党の作為的。
不動産バブルが大々的に崩れる前に個別バブルを崩壊させておこう。
「ベルリンの壁崩壊」「ソ連崩壊」のようなことが今起こっている

今後のアメリカは、
国内で精一杯。終焉を迎える「アメリカンドリーム」「自由の国」などはとうの昔のことのようになる
人や資産や海外へ流出し空洞化するのは歴史を振り返れば文明や国家が滅びるときの共通して起きてきたこと。

今後の日本は、
いつまでもアメリカにおんぶに抱っこばかり向いてないでアジアの方を見ると日本にも未来があるかもしれない。
でも出来そうにないのでこのまま大変化の波に飲まれていくということになりそう
『イギリスがEUから抜けたこと』が肝

世界から金融セクター面で評価されるためには銀行や証券の集積ではなく、資産運用(ファンドマネー)の集積によっての評価がとにかく大事。日本人もコロナきっかけでこの2年でかなり資産運用人口増えてきたのは肌で感じています

母、妹、友人、パートナーも始めることになった積立NISA。
これからも始めたいと思う人が周りに出てきたら共有しあっていきたいなと思います

2025〜2030年には新時代になっているかもとのこと。
詳しく読みたい人はぜひ。新しい視点で考えるきっかけになれる本なので投資が好きな人や色んな考えを知りたい人におススメです。

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