見出し画像

私が人生で、探し求めているもの

一輪の和花を見て美しいと感じるのは日本人だけではない。世界の誰もが美しいと感じる。そのような花を育てるのが日本文化ということだ。日本の美、それは誰から見ても美しいものだ。日本人だけにわかるものなど存在しない。日本の美を探るなかで日本人が感じてきた普遍性のなかに、今の世界が忘れている何かがあるかもしれない。それを示すことこそ、真のインターナショナル、真の国際貢献ではないだろうか。日本文化を通して、人類の真理に迫るーーーそれが日本美を探る意味ではないだろうか。

千住博展 ー フィラデルフィア「松風荘」襖絵を中心に

この文章を読んだ瞬間に
胸が反応し、瞬時に脳まで伝達した感覚がわかった。


「私が人生で、探し求めているもの」って、

これかもしれない。


何度も読み返し、思わず手帳にメモをした。

美術館を出て、
カフェでゆっくりメモを読み返すだけでも、
なぜか、涙が出てくる。

特に印象に残った部分だけを、
急いでメモをしていたので、
もっと、ゆっくり、落ち着いて、
全文をきちんと書きとめておけば良かったと
後悔。。。

思い出したくても、ぼんやりとしか思い出せず、

気になって、気になって、気になって、
どうしようもないので、
急いで出典元の本を探す。


2006年開催された展覧会の図録

通常の書籍ではないので、
本屋さんにも、amazonにも、
売っていない。

メルカリやヤフオクにも
売っていない。

きっと
図書館にも置いていないだろうなぁ。


と思いつつ


でも、念のため
と思って
ネット検索してみたら


あっ⁉︎


偶然にも、
自宅から徒歩5分の図書館に
あった!

しかも、閉架書庫保管になっていたので
ネットで検索しなかったら
出会えなかったので
ビックリして鳥肌がたちました。


本を受け取ってみると
「寄贈」のハンコ。


普通は図書館にあまり置いてない
展覧会の図録
しかも、15年以上前のもの


偶然が重なって
思いのほか
スムーズに見つかり

「こんなことってある⁉︎」

と、思わず1人で笑ってしまった。


本当に嬉しい♡



・・・・・・・・・
すぐに読み返すことができるようnoteにも載せておきます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?