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就活は、自分自身と向き合うゲーム

 こんにちは、大学3年生の3月に就活を終えた24卒のmisamisaです。
 今回は、私の就職活動体験記として、就活の進め方やそこから得た経験を残せたらなと思います。ここではなにをやったか、というよりかは自分の感情メインでどのようなモチベーションで何を学んだか、に焦点を当てて書きたいと思います。上手くまとめられるかわかりませんが、お付き合いいただけたら嬉しいです☺興味のある部分だけでも読んでいってね😉


次こそは、の就活

 まずは少し自己紹介をしようと思います。私は東北の私立大学に通う4年生です。大学では社会学系を学んでいましたが、特別入学することが難しいような有名大学でもなく、一般的な地方にある大学に通っています。
 大学生活は授業に行って空きコマに友人と過ごし、放課後はバイトに行く。なんの変哲もないただの大学生です。なんの変哲もない、大学生。ただそれだけの学生であることを、私はコンプレックスに感じていました。

 ここで、一度私の高校時代にタイムスリップしてみましょう!笑
 高校3年生の私は大学受験の志望校に東京の私立大学を選びました。とても有名な大学ではないけれど、落ち着いていて、学問も魅力的な、入学するためにはそれなりの努力をしないといけないような大学です。両親は私の興味のある分野ややりたいことを理解してくれて、相談にもたくさん乗ってくれました。ただ、おわかりのように結果は不合格。第2.3希望の大学ももれなく不合格でした。すべり止めの関東の大学と地元の大学、どちらに行くか検討した結果、「第1希望の大学でもないのに関東に行く意味」「先の見えない感染症の流行」を理由に地元に残ることにしたのです。

 そろそろ現在に戻りましょうか。そんなこんなで、私は自分の努力不足で志望校に合格できなかったこと、周りの協力や期待に応えられなかったことがずっと心残りのまま大学生になりました。もちろん大学生活は楽しかったし、ここでしかない出会いや経験もあり、いまはこの大学に通うことができて良かったと、心の底から思っています。ただ、大学受験の経験から「今度こそ失敗したくない、今度…就活こそは自分のやりたい仕事を掴むんだ。」という決意をしていました。
 そんな私が就活を意識しはじめたのは大学2年生の夏頃。今ってInstagramをはじめとしたSNSで「資格なしでも大手内定!」とか「まだ間に合う!自己分析の仕方」とかいう投稿をする就活アカウントがたくさんあるじゃないですか?笑それを「ああ、やらないとなあ…」とベッドの上でゴロゴロしながら見ていたのが私の就活のはじまりです。

なんとなく就活…?

 大学3年生になった私はついに動き出しました。片っ端から就活に関するサイトやアプリに登録し、興味のある分野を選び、とりあえず行きたい業界を考えてみる。スマホのホーム画面は就活アプリで1ページ埋まったし、1日に就活広告のメールは150件以上来ていました。ちょっとしたオンラインのインターンや説明会にも参加してみました。
 でもなんだろう、私ってこういう仕事がしたいんだっけ?そもそも志望理由になるような経験ってあるのか?あれ、私、何を目標に就活してる?
 就活アプリを開いて一番に出てくるのは誰もが知っている大企業、スカウトアプリで来るのは就活生の間ではあまり評判の良くない企業、説明会に参加してみてもわかったようなわからないような…笑
 1人で右往左往しているとき、inteeに出会いました。

はじめまして、わたし

 inteeを利用したことのある方なら共感してもらえると思うのですが、ここって自己分析を徹底的にサポートしてくれるんですよね。なんとなくで参加したこの自己理解コンテンツから、私の就活は本格的にスタートしたと思っています。自己分析って何からはじめたらいいの?状態から少しずつ。難しい質問や興味のあることを1つ1つワークシートに書き出していきました。
 昔の記憶や体験に触れる事ってとてもエネルギーや精神力を使うことだし、就活において聞かれることって挫折と乗り越えた経験だったりするから思い出すのは楽しい出来事じゃない。結構ハードですよね笑でもグループワークで仲間たちと各自の経験や考えを共有し合って認めていく、その工程が現在進行形での自分の成長を実感する場面でした。あと、「毎回違う仲間と話す」という部分が、選考でのグループワークや知らない人と話す練習にも繋がっていたなと思います。
 自己理解コンテンツを通して、これまでの自分の考え方や行動指針が明瞭になり、やっと気になる企業や分野の特徴がわかってきました。

とりあえずやってみようマインド

 自己分析のコンテンツ途中で私にもメンターさんがつきました。第一印象はちょっと強面のイケイケお兄さん…?笑最初はこの方に自分の悩みや相談ができるのか少し不安でした笑でもミーティングを重ねるうちに、就活の情報収集や自己分析はもちろん、自分の言語化できていないふわっとした考えの部分や1人では気づくことのできなかった努力した経験を見つけることができました。何でそう思う?の深掘りの部分を嫌悪感を持たずに取り組めたのは、メンターさんが私のことをよく理解しようと寄り添ってくれて、少しずつ本題に近づけるよう引っ張ってくれたからだと思います。雑談の中から思わぬ発見もあったりしたので、何が役に立つかわからないもんです。
 ミーティングの中でおすすめされた企業は予定が合えばほぼ説明会に参加しました。自己分析はしたものの、企業は見てみないとわからない。選考を受けるか決める前にとりあえず説明会は全部出よう。そんな”とりあえずやってみようマインド”で、結局8割くらいの企業は選考にも進みました笑(だってやってみないとわからないじゃんね!?笑)

実はピンチ

 大学の講義やバイトと並行して就活の予定を詰め込んでいた3年生の秋。早期選考の企業も増え始め、私は説明会と選考を詰め込んでいました。大学が早く終わった日は説明会とinteeの自己分析コンテンツ。講義のない日は説明会と選考2つずつ、など今思うとなかなかのハードスケジュールでした笑でも1次選考で落ちた企業がほとんど。11月頃には2次選考に進む企業も増えてきましたが、後々聞いた話だと、メンターさんは選考状況に内心ヒヤヒヤしていたそうです笑
 でも、たくさんのお祈りを受けながらも大学受験と違って基本ポジティブに就活を続けられたのは、やはり早めに就活に取りかかったこと、信頼できるメンターさんと出会うことができたからだと思います。「まだ3月じゃない、就活解禁してない、そんな中最終選考まで進んだ私がんばってる!」と言い聞かせながらメンタルを保っていました。

小さな出会い

 inteeの中で複数の企業に出会えるイベントに参加したときのことです。私の「自分をものに例えるなら片栗粉」というなんとも唐突な自己紹介に興味を持ってくださった企業と出会いました。あっという間に選考に進み、最終選考の3時間後には面談の連絡。気づいたら内定をいただいていました。
 なんて簡単な説明なんだ、ここまで長々と書いてきたのに!と思われるかもしれませんが、ほんとに、あっという間だったんです笑

やりたいこと

 最終的に私は4社最終選考まで進み、そのうち3社から内定をいただきました。私は就活の軸として企業理念やチームで働く部分を重視していたので、業界を絞っていませんでした。と、いうことは?業種や仕事内容がバラバラなため、比較するのがすごーく難しい、ということです笑
 挑戦して日々成長していくような企業と、ルーティンワーク寄りで安定はしている企業、給与はいいがハードワークな企業。どれも自分の大事にしたい部分は入っている。そんな中、やはり1番惹かれたのは前節で書いたイベントで出会った企業でした。内定後の面談では、「今までは自社の良い部分しかお話しできなかった。今後は課題の部分も知ってもらって、きちんと納得したうえでうちを選んでほしい」と言われ、「ああ、この会社で働きたい」と直感し、内定承諾を決意しました。私は企業選びで悩んだ時は、「どの企業に行きたいか」よりも「どの企業を失ったら辛いか」を考えた方がおのずと答えが出やすかったです。

後日談と感想

 内定承諾をした企業と面談の日、担当の人事の方から「うちを選んでくれて本当に嬉しい」「24卒は私を採用できたら勝ち、と社長と話していた」というお話を聞きました。まさかそんな風に思ってもらえたなんて…と嬉しくなったし、今まで努力してきたことがやっと報われた、そんな気分になりました。たくさんのお祈りは受けたけれど、それはこの企業に出会うためには必然的に必要な経験であったし、他の人にとっては輝ける場所になるのだろうと感じました。内定承諾をした企業はメンターさんから見ても、選考は厳しめの企業のようでした。でもそこに違和感なく、難しさを感じずに選考を通過していけたのはそれだけ自分が企業とマッチしていたということ、そんな企業に出会うことができたからだと思います。

最後に

 私はいま面接で「大学生活で頑張ったこと」を聞かれたら、間違いなく就職活動を挙げると思います笑それだけハードスケジュールな中、集中力を切らさず、約1年走り続けられた自分にも驚いています。
 そしてみんなには就活の悩みは人それぞれだと思うけれど、話せる人は必ず周りにいることを覚えておいてほしいです。私は地方大学ということもあり、周りの友人はほとんど地元就職志向でした。本格的に関東方面の企業を見ているのは私くらいで、就活に関して話しにくかったり合わないな、と思う部分も多かったです。だから「なんとなく地元だったら就職決まるだろう」と思っている人とは一緒になりたくなかった。でもinteeという場所に来たら本気で進路に迷っていて自己分析しに来ている子がいる、相談に乗ってくれるメンターさんがいる、そして自分に興味を持ってくれる企業がいる。同じ志を持つ人はどこかにはいるし、そんな環境に飛び込んでみることも自分のためになると思いました。
 過去の自分を振り返りながら進めてきた就活だけれど、この経験は間違いなくいまの私の成長に大きく関わったと思うし、就活をはじめる前よりもちょっと自分のことが好きになれた気がします✨
 今後はインターンやフォロー会に参加して業務や同期たちとの交流にも参加する予定です。やっぱり仕事に就く緊張感や不安はたくさんあるけれど、なんてったってやるしかない!1つ1つ乗り越えて、4月には万全の準備をした状態で入社できるよう、また努力するだけです🔥

 最後に、就職活動で私と関わってくださった皆さんにとても感謝しています。本当に良い人たちに恵まれ、私もそんな影響をあたえられる人になりたいと思うきっかけにもなりました。
 そしてこんなつたない文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。少しでも誰かの支えになったり、参考になったら嬉しいです。長くなりましたが皆さんの就活が悔いなく満足したものになりますように‼️🌸きっとうまくいくよ☺️


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