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2023年第59回百想芸術大賞を予想してみる。

こんにちは!お久しぶりのnoteです。
WBCの余波で野球関連を漁っていたらここ最近韓ドラを全くみていない!^^;

しかし!今年も百想芸術対象の季節がやってきます。ノミネートが発表されたということで、韓ドラ沼に戻ってきました。今年はノミネート作品を大体みているので予想ができて楽しい!^^

ただ、「財閥家の末息子」を観ていないので、授賞式までに観れたら予想も若干変わるかもしれません。

選考基準や傾向は韓ドラライターのmisaさんのブログを参考にさせていただきました。

▼韓ドラライターmisaさんのブログ


それでは、レッツ百想♪^^


新人演技賞

まずは新人演技賞からいきましょう。

新人賞は、ノミネートされている作品だけでなく「その年の顔」となるような、全体的な活躍した人が選ばれることが多いようです。

男性

新人演技賞ノミネート(左から)
キム・ゴヌ「ザ・グローリー」
キム・ミンホ「新兵」
ムン・サンミン「シュルプ」
チュ・ジョンヒョク「ウヨンウ弁護士は天才肌」
ホンギョン「弱いヒーローclass1」

「新兵」と「弱いヒーローclass1」は未視聴で選ぶのが恐縮ですが、日本ではまだ観れないと思うので、このブロックのわたしの予想は……


<<< ムン・サンミン >>>

TVN「シュルプ」

このブロックは個人的にムンサンミンくん一択です。
いや、圧倒的フレッシュ感ありますよね。若く凛々しい世子の姿にキュンとしましたよね。

「ザ・グローリー」のキム・ゴヌも、「ウヨンウ弁護士は天才肌」のチュ・ジョンヒョクもすごく良かったのですが、「今年の顔」は誰かと言われたら、わたしはムン・サンミンくんにあげたい!今後の成長に期待しちゃう!!好き!!(好みの問題…笑)


女性

新人演技賞ノミネート
キム・ヒオラ「ザ・グローリー」
ノ・ユンソ「イルタスキャンダル」
イ・ギョンソン「私の解放日誌」
チュ・ヒョニョン「ウヨンウ弁護士は天才肌」
ハ・ユンギョン「ウヨンウ弁護士は天才肌」

個人的に女優は、主演・助演・新人の全てのブロックが激戦。誰が受賞してもおかしくないし、選べない。

「私の解放日誌」のオンマ役のイ・ギョンソンさんがノミネートされてるのが目をひきます。彼女がこれまでどんな女優人生を歩いてきたのか、そのストーリーがとても気になりますね。

他の候補者もみんな納得のノミネートなのですが、「2023年の全体的な活躍」ということを鑑みると、わたしはこの方を推します。


<<< ノ・ユンソ >>>

TVN「イルタスキャンダル」

「イルタスキャンダル」でノミネートされてるノユンソちゃん。デビュー初年度から「私たちのブルース」『20世紀のキミ』「イルタスキャンダル」と立て続けに話題作に出演した彼女。しかも新人とは思えない安定した演技。

他の候補者も魅力的ですが、2023年はノ・ユンソちゃんではないでしょうか。

「ザ・グローリー」のサラ役で強烈なインパクトを残したキム・ヒオラさん、実は「ウヨンウ弁護士は天才肌」にも出演しているんですよね。候補者の内3名はウヨンウに出演してるなんて!ウヨンウ勢も強い!


芸術賞

芸術賞ノミネート
ノ・ヨンシム「ウヨンウ弁護士は天才肌」/音楽
リュ・ソンヒ「シスターズ」/美術
ソン・ナクフン、チョ・ジンヒョン、ファン・インウク「人気歌謡」/撮影
ウエストワールド「ウヨンウ弁護士は天才肌」/視覚効果
チャン・チョンギョン「ザ・グローリー」/撮影

あの……ここのブロック、「音楽」「美術」「撮影」「視覚効果」で分けませんか?(絶対に届かない日本人一般人の声…笑)

あまりにジャンルが違いすぎて、「芸術」でひとくくりにまとめるには難しすぎる。もっと各分野でノミネートされていい作品、評価に値する作品がたくさんある。

でもまぁこの中でわたしが選ぶなら……


<<< リュ・ソンヒ「シスターズ」/美術 >>>

ウヨンウの音楽と視覚効果、グローリーの撮影も素晴らしかったけど、「シスターズ」美術の手の込んだクリエイティブ、上品だけど不気味な統一感のある世界観を創り出したリュ・ソンヒ美術監督に受賞してほしいです。


演出賞

演出賞ノミネート
キム・ギュテ監督「私たちのブルース」
キム・ソクユン監督「私の解放日誌」
キム・ヒウォン監督「シスターズ」
ユ・インシク監督「ウヨンウ弁護士は天才肌」
イ・ジュヨン監督「アンナ ディレクターズカット版」

もう、ここのブロックに「アンナ DC版」のイ・ジュヨン監督が”ディレクターズカット版”でノミネートされているのが本当に胸熱です。

イ・ジュヨン監督とその作品がノミネートされていることは、韓国映像界の主張そのもののように個人的に感じてしまいます。ここの予想はもちろん、"そうであってほしい"という希望も込めて……


<<< アンナ ディレクターズカット版 >>>

いやしかし。

そうなってくると、「私たちのブルース」の受賞がなくなってくる……(わたしの予想の中で笑)

あんなに韓国のスターが揃って出演した作品が何も受賞しないなんて、そんなことがありうるのだろうか……?

この演出賞にノミネートされてる作品の中で、「アンナ DC版」と「私たちのブルース」が好みなのだけど、そのふたつは違うベクトルで好きなんだよなぁ。

アンナは創作として隙がなく完成されている、没入して余韻を残す作品

「私たちのブルース」は多少ムラがある気がしたけど、観る人の感情を揺さぶってくる、涙溢れるドラマティックなドラマ。ブルースがノミネートされてる"作品賞"は他の作品を選びたいし、"脚本賞"にはそもそもノミネートすらされてないので、受賞するとしたらこの”演出賞”か、最優秀演技賞のイ・ビョンホンかなぁと思うのですが……どちらのブロックも他が競合すぎるなぁ…^^;

まぁ、ここは去年一番自分に響いた、「アンナ DC版」を推したいと思います。


助演賞

男性

男性助演賞ノミネート
カン・ギヨン「ウヨンウ弁護士は天才肌」
キム・ドヒョン「財閥家の末息子」
キム・ジュンハン「アンナ」
パク・ソンフン「ザ・グローリー」
チョ・ウジン「ナルコの神」

「財閥家の末息子」は未視聴なのですが……

なんとなく、ここはチョ・ウジンかカン・ギヨンだなぁと思ってます。(実は「ナルコの神」後半は誰が誰の味方かわからなくなっちゃって最後まで見てないという……^^; 授賞式前までに観る!)

なんとなく受賞の予感がするのは……


<<<チョ・ウジン>>>

Netflix「ナルコの神」

カン・ギヨンさんは映画部門でもノミネートされてるので、そちらで頑張ってほしい……!(でもそちらのブロックはイム・シワンくんがいる……!どこも激戦!>_<)


女性

女性助演賞ノミネート
キム・シンロク「財閥家の末息子」
ヨム・ヘラン「ザ・グローリー」
イエル「私の解放日誌」
イム・ジヨン「ザ・グローリー」
チョン・ウンチェ「アンナ」

ここも誰が受賞してもおかしくないブロックですが、「ザ・グローリー」の2人の一騎打ちなのでは?と思ってます。

昨年キム・シンロクさんが受賞したときの評価コメントにある、"代替え不可能な存在感"という点を鑑みると、ヨム・ヘランさんの演技が一番印象に残るので彼女に賞を贈りたい。

……しかし、イム・ジヨンの悪役が中途半端な悪役だったら「ザ・グローリー」が成立していなかったと思うと、見事に演じ切ったイム・ジヨンさんにも受賞してほしい……うーん、悩ましい……

ヨンジンの心が壊れたあのラストシーンは、その演技にグッときた。一方で、ヨム・ヘランが演じる「おばさん」のコミカルとシリアスを行き来する演技と、夫が亡くなった時のあの表情は唯一無二……あぁ、難しい。


難しいけど、ここは


<<< ヨム・ヘラン >>>

とか言って、他の3人の誰かが受賞したりして。笑


最優秀演技賞

男性

男性最優秀演技賞ノミネート
ソン・ソック(私の解放日誌)
イ・ビョンホン(私たちのブルース)
イ・ソンミン(財閥系の末息子)
チョン・ギョンホ(イルタスキャンダル)
チェ・ミンシク(カジノ)

新人賞だと「その年を通じての活躍」が評価される傾向にあるようですが、最優秀演技賞はノミネートされた作品の演技のみが評価されることが多いようです。

となると。
「今年の顔」は間違いなくソンソックだけども、当該作品の演技のみで語るとすれば、ここはイ・ビョンホンかイ・ソンミンでしょう。

イ・ソンミンさん、財閥〜はまだ未視聴だけど(観てないんかい笑)、韓国語がわからず、字幕もないまま韓国の映画館でみた「リメンバー」のあまりの凄みに圧倒されたし、沼民の反応からも「財閥家の末息子」のイ・ソンミンはすごいんだろうな……と感じています。

でも、"演出賞"でも書きましたが、ここでイ・ビョンホンが受賞しなかったら、あれだけスター総出だったブルースが何も受賞もすることなく(あくまでもわたしの予想の中で笑)イ・ビョンホンが手ぶらで帰るなんてことがあるのだろうか…?

あんなにうだつの上がらない男を見事に演じきったイ・ビョンホンも最高だったし。あ、でも年齢はイ・ソンミンが2歳上なのか……なんてことも思いつつ、ここは……


<<< イ・ソンミン >>>

いや、本当に、「リメンバー」で初めてイ・ソンミンさんを観たんですけど、すごかったです。最終的には財閥〜をみて決めるけど、なんかイ・ソンミンさんが獲りそうな予感がしています。


女性

女性最優秀演技賞ノミネート
キム・ジウォン(私の解放日誌)
キム・ヘス(シュルプ)
パク・ウンビン(ウヨンウ弁護士は、天才肌)
ソン・ヘギョ(ザ・グローリー)
ペ・スジ(アンナ)

ここもまた激戦。
「ユミの細胞たち2」と「シスターズ」のゴウンちゃんはどこへ…?という疑問は置いといて……(誰と入れ替えるか聞かれても選べない^^;)もう、個人的にはこの貫禄の女優陣の中にアンナのスジちゃんがノミネートされていることが胸熱です。

キムヘス姐さんとウンビンちゃんは昨年もノミネートされていたけど、最終的に受賞したのは「二十五、二十一」のキム・テリちゃんでした。

選び難いけど、わたしはキム・ヘスとパク・ウンビンちゃん、スジちゃんの3択。

最近受賞傾向にあるらしい、以下の基準に考えてみると……

・キャラクターとのシンクロ率
・演技やキャラクターの魅力に加えて本人の魅力
・世界的な人気

3人ともものすごくハマり役だった。その演技力でストーリーを牽引したと思うし、互角のバトルのような気もするけど、「世界的人気」という視点で、社会現象になった「ウヨンウ弁護士は天才肌」のパク・ウンビンちゃんなのではなかろうか。

あと、パク・ウンビンちゃんが選ばれなかったら、「なんで!?」ってなる気がする。なので私の予想はウンビンちゃん!

でも、誰が受賞しても本当に嬉しい!楽しみすぎる^^


TikTok人気賞

"TikTok人気賞"は、唯一ファンの投票で選ばれる賞。昨年はキム・テリちゃんとイ・ジュノが受賞していますね。

途中経過もネット上で公開されるらしく、事前に受賞者はわかるのだそう。一応ここも予想!

男性

<<<ソン・ソック>>>

GQ

ブレイクしたという視点で言えばソンソックだと思うけど、TikTokでの投票だから、果たしてソンソックのファン層がどれだけTikTokで投票するかは未知数。笑

それか…ムンサンミンくん?


女性

<<<パク・ウンビン>>>

SNSはいつでもどこでもウヨンウじゃなかった?「ウートゥーザヨントューザウー♪」みんな一度はつぶやいたよね!?^^



脚本賞・作品賞・TV部門大賞について

「私の解放日誌」「ウヨンウ弁護士は天才肌」「ザ・グローリー」をそれぞれどれかに受賞してもらいたい。

TV部門大賞はドラマ作品だけでなく、芸能や教育番組も含まれたり、作品でなく個人が受賞したりすることもあるので予想が難しい!

作品性を重視する"作品賞"と対照的に"TV部門大賞"は大衆性、その年を象徴するような作品や個人が受賞するようで、昨年は「イカゲーム」が受賞しています。

2022年受賞結果
TV部門大賞「イカゲーム」
作品賞「D.P.」
脚本賞「未成年裁判」

3つの作品に何かしら受賞してもらうためのバランスを考えました。(悩みどころ!)


脚本賞

脚本賞ノミネート
キム・ウンスク「ザ・グローリー」
ムン・ジウォン「ウヨンウ弁護士は、天才肌」
パク・ヘヨン「私の解放日誌」
チョン・ソギョン「シスターズ」
ホン・ジョンウン/ホン・ミラン「還魂」

ノミネートは全員女性の脚本家!すごい!!

視聴者の共感と、練りに練られた脚本の深さ、そして気だるい日常をとことん描くという視点が斬新だった「私の解放日誌」かなぁ……と思うのですが、解放日誌が受賞してしまうと、「ザ・グローリー」はどこに受賞する……?という問題が発生してしまいます。

うーん、でもここは…


<<<パク・へヨン「私の解放日誌」>>>
に受賞してもらいましょう!

「私の解放日誌」


作品賞

作品賞ノミネート
私の解放日誌
ザ・グローリー
私たちのブルース
ウヨンウ弁護士は、天才肌
シスターズ

これまでの百想の作品賞は、大衆性より作品性や完成度が重視される傾向にあるのだそう。

・芸術性
・完成度
・斬新さ

などを考慮すると、ここは「私の解放日誌」と言いたいところだけども…

百想の公式インスタの"作品賞"の説明書きに「世界が認めるKコンテンツの主演」とあるんですよね。もし、今年の選考基準が「世界的な人気」をより求めるもだとしたら、解放日誌ではないのかもしれない…

ということで、

<<<ザ・グローリー>>>

ですが、逆パターンの

脚本賞「ザ・グローリー」
作品賞「私の解放日誌」

でも成立しそうなので悩みどころです。


🏆TV部門大賞

ということで、残るはあとひとつ!
話題性から言って、「ウヨンウ弁護士は天才肌」のTV部門大賞は文句なしではないでしょうか?^^(個人の意見です、少なくともわたしは文句ない。笑)

日本でも、「イカゲーム」「愛の不時着」「梨泰院クラス」と並んで"普段韓ドラ見ないけどウヨンウは観た"という人も出てくるくらいの人気度・話題性だったと感じています。

まとめ

【2023年百想受賞予想】
新人演技賞
ムンサンミン
ノユンソ
芸術賞
リュ・ソンヒ「シスターズ」/美術
演出賞
イ・ジュヨン監督「アンナ」
助演賞
チョ・ウジン
ヨム・ヘラン
最優秀演技賞
イ・ソンミン
パク・ウンビン
TikTok人気賞
ソン・ソック
パク・ウンビン
脚本賞
キム・ウンスク「ザ・グローリー」
作品賞
「私の解放日誌」
大賞
「ウヨンウ弁護士は天才肌」

これでどうだ!!!
ふぅ〜〜〜!!!疲れたーーー!!!笑

百想の受賞予想の話だけで韓ドラ好きとお酒飲みながら朝まで語れると思う。昨年の百想は韓ドラ初期で何もわからなかったけど今年はドラマ部門は大体みてたから予想が楽しかった^^

当日も楽しみですね!
みなさんの予想もぜひ読みたい!

ではまた、アンニョン^^

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