迷惑をかけるのが怖い人種
私は人に迷惑をかけることが怖い。ただでさえ「嫌われていないかな」と怯える日々。その不安要素を増やすことなんてできないのだ。その結果自己破綻して余計迷惑をかけることも多々なのだけれど。
頼られるのは嫌じゃない
「人に相談したり頼ったりできない」というと、よく「相談されるのは迷惑なの?」と聞かれる。別にそうは思わない。度が過ぎない限りは頼られて嬉しいとさえ思える。「自分がされて嬉しいならすればいいじゃん」その通りである。しかし、できないのだ。私という人種は、「自分に価値がない」という前提で動いている。そうなると、「自分なんかに時間を割いてもらうのは勿体無い」となるのだ。加えて「ちょっと重かったかな」とか「駄目な人間と思われたかな」とか、そういう類のことを考える。その結果、頼れないのだ。
そして迎える自己破綻
人間、溜め込める量には限界というものがある。それを考えずに溜め込むと、いつか壊れる。そう、壊れるのである。一人で泣いて壊れるなら全然構わない。しかし、壊れたときはまともな思考回路も壊れているので、平気で人に迷惑を掛ける。これが厄介である。お菓子の爆食に始まり、突然LINEで病み、学校を休みがちになり、酷いときには人前で突然泣き出す。そして正気に戻った時に「また嫌われたかな」と思い(以下無限ループ)。きりがないのだ。
頼れるようになったときには環境が変わる
それを乗り越えて頼れる友達が作れたとする。作ることができても、遅すぎるあまり環境が変わってしまうのだ。実際中学の時に相談できる友達ができたのは中3の後半で、卒業目前だった。高校に入学すれば人間関係はリセット。そしてまた高校で同じことを繰り返す。多少マシにはなったけれど。高校で良かったことは「何してもまあ許されるだろう」と思える友達を一人作れたこと。そう思っても常々嫌われているかの心配はするけれど
身近に頼れない人種がいたとき。そんなときには、定期的に「自分はあなたのことが嫌いじゃないですよ」ということを伝えてほしい。わがままかもしれないけれど、それで救われる人はいくらかいるはずだ。少なくともここに一人いるのだから。
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