承認要求の満たし方はインスタに
インスタ映えとは無縁な生活を送る私(これでもJK)には、気になることがある。「どうしてそこまでインスタ映えに拘るのか」だ。
承認要求の満たされない学生生活
現代の高校生は、承認要求が満たされることが少ないと思う。高校生に限った話でもないかもしれない。「個性」が重要視される社会では、自分で自己評価をすることが難しい。自分で自分を褒められないのである。それでも劣等感には悩まされ、結局どこかに自己肯定を求めるしか無い。きっとそれがインスタだったのだろう。多分何でも良かった。
知らない人でもフォロワーを獲得したい
私の知り合いにはインスタ映えを求めるJKがそれなりにいる。その知り合いから聞いて衝撃だった言葉が、「知らない人からでもフォローが来たらフォロワーが増えるから嬉しい」だ。しかも鍵垢である。基本フォロリクは通すらしく、もはや何のための鍵垢かわからない。個人情報を晒してまでフォロワーが欲しい。そこまでして多くの人に認められたい。もはやこれは一種の病ではないかと思う。
お金も時間もかかるのに
インスタ映えするメニューについて色々聞くことがある。そして思うこと。「高くない?」。ドリンク一つに800円なんてザラに聞く。スタバの新作もそれくらいするのだから。それをインスタ映えのために買う。ちょっとくらい遠くたって行く。そのエネルギーは別の方向へ向かえないのだろうか。「いいねがほしいから」。もっと言うと、「インスタ映えのために行動する自分にいいねがほしいから」かもしれない。恐るべき、承認要求。
こんなことを散々書いといて、いざ自分が大学デビューでインスタ映えに拘泥していたら笑ってやってください。
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