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制作プロセス公開!「ミラティブCTOからの採用候補者様への手紙」の裏側(採用・広報・PR担当者向け)〜ミラティブログ社員リレー〜

みなさま、あけましておめでとうございます。ミラティブの新嘉喜です。広報・採用広報を担当しています。

年末から、ミラティブ社員が勝手気ままに年末年始にブログを書く企画をスタートさせまして、私は2人目を担当いたします。

▼ 1日目の記事(日プ?!とびっくりしたのですが、とてもいい記事です)ミラティブログ社員リレー〜「日プから学んだ1つのコト」(廣田@ジャニヲタ) 

先日CTOの夏が制作したエンジニア向け採用候補資料「ミラティブCTOから採用候補様への手紙」を公開いたしました。

標題の通り、私はミラティブCTOから採用候補様への手紙」の制作のプロセスを一部お話しようと思います!

CTOの夏の方からお話したほうがいいテーマだなぁ、と思いつつ、先日公開されたBRIDGEさんの採用スライドに関する特集に関して以下のツイートを拝見しまして、2020年に採用資料をつくりたいと思っている(私と近い立ち位置の)採用担当者様や広報担当者様向けに、少しでも参考になればと思いました。今回はプロセスの一部のお話だけで、なぜCTOが作ったのかという背景や、CTO想いの部分は割愛します。

また、前提として「ミラティブCTOからの手紙」は現在α版です。(2020年1月現在)今後のアップデートしていく予定なので、ご紹介できるのは過程の一部分のみです。ご了承ください。

より採用候補者のみなさまに伝わる、いい資料にしようと試行錯誤中です
💪🔥 採用&広報担当者さま共に頑張りましょう...!

* 前置き *

・資料をつくった人
「CTOからの採用候補者様への手紙」というくらいですからね、CTOの夏です。採用チームがサポートではいりました。その他、エンジニアのメンバーから意見をもらったり、関わった人数は総勢で15名ほどです。

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(*画像は資料より抜粋)

・なぜ、エンジニア向け採用資料をつくろうと思ったのか
ミラティブでは、全職種向けの資料「採用候補者様への手紙」を2019年の2月に公開しています2020年1月現在で21万PVなので、たくさんの方に見ていただいており、ミラティブのことを知っていただく機会になっています。

一方で、(とってもありがたいことに)エンジニア職種の選考に来てくださった方々とのコミュニケーションを通じて、エンジニアとして働く場としてのミラティブが認知されていないという課題がありまして、お伝えできる方法がないかと考えておりました。

そこで、エンジニア特化の採用資料をつくろう!という流れとなったわけです。シンプル。

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しかし、作り始めた当初は、今のα版の「CTOからの採用候補者様への手紙」かたちのものを作ろう!ということが決定していたわけではありませんでした。

0ベースで考えてて「ミラティブに興味を持ってくださった方が、知りたい情報に最速で到着することができないか」「専用の採用サイトをつくるのはどうか?」「デザインにも拘るべき」などなど、社内からはいろんな意見がでましたが、最速で出してリーンに進め、改善を繰り返すほうがよいものになると考え、形式は「採用候補者様への手紙」を踏襲することに決めました。

* 以下、取り組んだこと(時系列です) *

・伝えたいことからアウトラインづくり
CTO夏が、伝えたいことをベースにアウトラインをつくりました。採用チームとすりあわせます。

・エンジニアのメンバーからヒアリング
具体的な内容を決めるにあたり、夏とエンジニアメンバーと、採用チーム1名で面談をしヒアリングを行いました。質問内容は「ミラティブ入社の決め手」「過去の会社の入社の決め手」「ミラティブに優秀な知人のエンジニアを誘うとしたら、どうやって話すか(それはどんな人かもセットで)」「ミラティブの採用候補者様への手紙を読んでの感想」などなど、時間は15〜30分程度です。

もらった意見の一部(転職候補先のどんな情報を見ていますか?という問)
・エンジニアチームだけじゃなくて、ビジネス側のチームとどんな風にかかわっているのか、どういう意思決定をしているのか
・今後、どういうチームにしていきたいのか。組織規模や哲学。

後に進めていくなかで、夏はここで出た意見をとても大事にしていました。また、「みんなから、時間をもらうのだから」と、事前に各人の入社に関する資料をおさらいして臨みました。

・まずは、かたちにする
ヒアリングをふまえて、再度アウトラインを夏が練り直し、体裁全く気にせず、最速でかたちにして何度も読み、推敲。 この段階では、何をどの順に伝えるのか にフォーカスして会話していました。ここのキャッチボールは、夏と採用チームです。

・社内レビューをもらう!
ラフができたら、社内のエンジニアのメンバーからレビューをしてもらいます。対面で、リアルタイムで意見・質問をもらい(ユーザーテストのよう!)時間の確保が難しいメンバーは、テキストでコメントをいただきます。また、今回(v0.0.1)はデザイナーの手は入れなかったのですが、今後のアップデートではデザイナーにも入ってもらう予定なので、デザイナーも同席しました。

もらった意見の一部を紹介
・Mirrativのサービスとしての価値をしっかり伝えてほしい
・「俺のポジションがあいている」を思わせてほしい。経験豊富な〜と既存メンバーの優秀さを推しすぎると「チームとして完成しているのかな?」と思ってしまった。
・人だけではなく、チーム構成も知りたい。
・リモートOKと言っている会社は多いけど、ゆるくやっているイメージにはしないでほしい。
・サービス/会社名を表記ゆれだと思ってしまう。細部に拘ってない印象を受ける可能性がある。社外の人は会社・サービスの表記の区別はわからないから、株式会社ミラティブと言うくらいがいいのでは?※サービス名をMirrativ、会社名をミラティブと表記しています。

・あとは、繰り返す!
レビューをもらう → 手を動かす → レビューをもらう → 手を動かす、を繰り返し。全ての意見を反映できるというわけではありませんが、意見や質問をもらうことで、今つくっているもの疑うきっかけになりますし、反対に「コレで行く」というキメもできたかなと感じています。(↓の赤川のコメントのように正解はないものですからね)

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(*Slack上で、意見が発散してたときの代表赤川からのコメント)

・いざ、公開!
年末年始の休暇のタイミングは、将来について考える人も多いということで、資料のことを多くの人に知ってもらおうと、α版で公開しました。前述の通り、「最速で出してリーンに進め、改善を繰り返すほうがよいものになる」の考え方に則り、反響をいただきながら、2020年1月のV1.0.0の公開を目指しています。

* その他、やったこと *


・他社様の採用資料を読む
2019年「この採用スライドがすごい」11選+1 #スタートアップPR  
【保存版】公開されている採用ピッチ資料30選 にまとまっています。

・Slackでチャンネルをたてる
ミラティブ社内には#recruitや#prのチャンネルもあり、内容的にはそこでやりとりして問題ないのですが、情報と混在せずに、一覧でばーっと見られるようにチャンネルをたてました。

・Googleスライドで制作
複数名同時にスピーディに編集できる、レビューもリンクをお送りするだけでOKなので、今回の制作にはGoogleスライドを使用しました。(フォントの互換性は、先にチェックすることをおすすめします!)

・Speaker Deckを使用
採用候補者様への手紙同様、Speaker Deckを使用しました。資料を再アップできるので便利です。1枚目を差し替えても、OGPは変更できないです。

・採用チーム以外のメンバーとのコミュニケーション
(進行管理が苦手な私が言うのは憚れますが、ご参考までに)採用チームが主導して現場の方々を巻き込んで制作する場合、当然ながら、採用関連業務に並行して通常業務もあります。スケジュールをとっていても、プロダクト側で急を要する案件が入ったり、障害対応があったりするケースもあるはずです。全てのタスク状況をこちらで把握して先回りした行動・サポートはできないので、そういった状況があることを理解して、優先順位やスケジュールはすり合わせておく、こまめにコミュニケーションをとって対応する必要があると思います。期待値のズレをなくして円滑に。今回の場合、夏が意思をもってやってくれたで大丈夫でしたが、プロダクトに関わるメンバーにも協力してもらうことが多かったので気づきでした。(自戒、自戒....)

ミラティブは、既に全職種向けの資料が存在しているので、みんな必要性も理解しているし、協力的なので、つくる側としてはとても恵まれています。ありがたい。

以上です!改めて書いてみると、ユニークなことはないのですが笑、まぁそういうことですよね...!

* 最後に *

繰り返しになりますが、CTOからの手紙はアップデート予定です。(ということは...)一緒に資料をつくって下さる採用チームのメンバーも募集しております!また、採用資料だけではなく他にもやりたいことはたくさんあります。

\少しでも興味のある方は、お気軽にご連絡くださいませ/



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