見出し画像

お骨上げ(収骨)

少し怖いタイトルで失礼します。

先日、何の前触れもなく急にこの世を去った同僚でもある親友のお骨を拾ってきました。

夏休み中でお葬式の案内も会社の中では回っておらず、今のご時世なので、家族葬にする方も多いようで、親友の場合も家族葬で近くに住むご親戚のみの参列でした。

そんな中、どうしてもまだ死を受け入れられず、出会ってたった2年足らずだったのに、せめて献花をご遺体の周りに収めさせてもらえたらと思っていたら、出棺まで立ち会わせていただいたり、そこで「収骨までよかったらいていただけますか?」とのお声がけも喪主の奥様からあったのでした。

その日は一日会社を休んだので、ご迷惑でなければ是非と二つ返事で快諾しました。

火葬中は、控室で息子さんへ会社での仕事ぶりを伝えたり、お家での様子を聞くことができました。また、お家で話していることと私と話していることの齟齬がなく、本当に裏表のない方だったのだと改めて思いました。

お骨上げをすれば、亡くなったことを受け入れられるかなと思っていたけれど、まだ実感は湧きません。

今でも職場に戻ってくるような気がして仕方なく・・・

毎日、ご家族の話や、今日のお昼は何を食べようか?なんてたわいもない話ができ、さらに、人生で起こってきた大変だったことなんかも色々話せた、親友。

まだぽかんと穴が開いたままだけれど、前に進んでいかなくちゃ。

出逢ってからそんなに時間はなかったけれど、
ご家族のご厚意もあって、お骨上げもさせていただけたこと、
「最期のお見送りを本人もしてもらいたかったのだと思います」と
伝えてくださる、素敵なご家族。

私が何かサポートできることはないかもしれないけれど、
同い年の子がいることもご家庭で話していたみたいで、
それも心強かったというのも教えてもらいました。

もう直接は声をかわすことはできないけれど、不思議なご縁を忘れることはないでしょう。

安らかに・・・




サポートしてくださるとうれしいです