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非公認ご当地キャラ、郷土カルタになる

「古河の良いところを伝えるんだ」と、郷土愛を詰め込んで2014年にはじめたこがにゃんこ。
後ろ盾なんてない、個人運営、無所属な非公認ご当地キャラというやつです。
そんなご当地キャラクターがこの度古河の郷土カルタとなりました。
監修で制作元のまくらがDMCさんが市長に表敬訪問をしてくださいました。非公認キャラ、表敬訪問にいく!(デザインだけど)

旧古河市民にとって郷土カルタというのは特別なものです。
以前は「ふるさとかるた許我」(通称:古河カルタ)が小学校の授業で取り入れられ、旧古河市の子供達は古河カルタを通じて歴史を学んでいました。
引っ越してきた当時、同級生たちが古河の歴史を当たり前のように話していて驚いた記憶があります。

総和町、三和町と三市合併した新生古河市では旧古河市の歴史に特化している古河カルタは合併後数年で使われなくなったと聞きました。

今回の「古河郷土かるた」は旧総和町、旧三和町の歴史も盛り込んだ新生古河市対応となっています。
また、古河の子供達は郷土史をよく知っているという状態を作っていければと思っています。

こがにゃんこを支えてくれた古河の人たち

中学3年生で引っ越してきた古河カルタ未体験勢ですが、非公認ご当地キャラが新生古河カルタになったというのは旧古河市出身者としては感慨深いものがあります。

非公認ご当地キャラが非公認としてここまで活動の場をいただけるのは支えて応援してくださった古河のみなさんのおかげです。

こがにゃんこをはじめた2014年当時。
歴友の歴史雑談録 さんがRT砲を打ってくれ、こがにゃんこの誕生はインターネットを通じて古河市民に広がっていきました。
同級生と同級生のパパが応援してくれ、古河駅の西口のアカシヤ(現noel)を中心に小さく活動を始めました。

西口の商店さんたちは非常によくしてくださり、イベントやノベルティで声をかけてくれたり、日光街道の街灯フラッグに起用してくださいました。
何の実績もないこがにゃんこを城下町ゾーンの古河西口の方々が応援してくださるというのは本当に心強かったです。

それから鷹見家のご当主がアカシヤにこがにゃんこグッズを買いに来てくださるという事件がおきたり、こがにゃんこクッキーとパンの初売りでは合わせて1000個以上売り上げたりと色々なことが起きていきます。

VAL古河駅ビルさんは古河駅130周年のノベルティ起用してくれたところから、スタンプラリーも企画してくれ。
実績も何もないこがにゃんこの冠イベントを行ってくださいました。

古河駅西口に広がる日光街道街灯フラッグがテレビに写った時はみんなで喜びを分かち合いました。


「東口にもきてほしい」

コミケ出展中に古河からきたという民の方に言われた一言です。とても印象に残っています。
西口で活動することが多かったのですが、同様に東口でもと言われるのは非常に光栄でした。
東口…というと違うかもしれませんが東口方面でも活動することが増えてきました。
こがにゃんこクッキーを製造販売するたんぽぽにサポートいただき、茨城ゆめ国体綱引競技開会式に参加したり、古河赤十字病院のクリスマス会に参加させてもらったり。

非公認とは何なのか。
作者のわたしがびっくりするほど、活動範囲が広がってきました。
(noteに書ききれない程に!)

古河郷土カルタを通じて、現在の古河市が活動範囲になった

古河西口〜古河駅周辺の方々が応援してくれ、さらに活動範囲が広がっていき、そして三和地区を拠点としているまくらがDMCさんにお声がけをいただき、古河郷土かるたになりました。
古河郷土かるたの誕生により、現在の古河市が活動範囲となった感覚があります。

それもこれも実績のない時代から古河駅西口のみなさんが可愛がってくれ、どんどんと市内でバトンが回っていったからだと思っています。
本当にありがとうございます。

こがにゃんこのミッションは「古河のファンをふやす」です。
なぜ古河のファンを作るのではなく、ふやすなのか。
それは旧古河の方々は古河カルタや街に残る史跡たちを通じて、すでに古河ファンになっている人が多いと感じていたからです。
旧古河の人たちは「古河には何もない」と言いながら少し会話をすると次から次の古河の歴史をはじめ地元の話をしてくれます。ツンデレですか!
この「古河愛」という熱狂を古河市内に浸透させ、古河市外にも広げていくのがこがにゃんこのミッションです。

活動をはじめて8年目。こがにゃんこの野望はまだまだこれからです!
今後とも応援のほどよろしくお願いします。

追伸:10周年ははじまりの地である古河駅西口で何かイベントをやりたいです。
(弱小運営ゆえにイベントをやるのは腰が重いので、やるやる詐欺になったらごめんなさい)



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