ロジカル思考の人間がタロット占いにハマる理由
最近タロット占いを「やる方」にハマっていて、自分や友人たちの占いをしています。完全に趣味なんですが、私なりに思いがあるので話したいなと。
占いに行った経験は1回しかないし「当たるor当たらない」に一喜一憂するのは好きじゃないんです。物事には因果関係があるので、10年に1度の強運の時期だと占いで言われたからって、何もアクションせずにビル・ゲイツ並みの資産が形成されるわけではないし、突然綾野剛に求婚されるわけではない。結果を掴むには、相応の根拠があるはずなんです。
じゃあなんでタロット占いなんかやってるの、って話をしたいと思います。
生きていれば思い通りにはいかない
とはいえ、自分でコントロール出来ないことってたくさんあります。生きていて何度か「あ…人生詰んだ…」ってガチで思う瞬間があったんですけど、そう思うときって人生の選択肢、つまり「出せるカード」を全部使い果たしたときなんですよね。
でも、出せるカードって意識の中にないだけで、実は既に存在はしていたりする。心の奥底にはまだ何枚かカードが残っているにも関わらず、「いや…これはない…」と無意識に捨てている場合もあります。
無意識にあるカードを引っ張り出すっていうのは、なかなか出来ないものです。無意識って「意識がない」わけなので、自分でも気づいていない。気づいてもいないものは、そりゃ選択肢として考えられるはずもないですよね。
占いは「無意識の中のカード」を引っ張り出す手段
この本に書いてある言葉が印象的です。
タロット占いをやってみようと思ったのは、この言葉に出会ったからなんですよね。
占いを通して思いを確認したり、気づいたり、迷っていることに踏ん切りをつけたり、自分の歩むべき道を知る手段のひとつ…という位置づけです。占いを通して、自問自答の機会を作るイメージ。
タロットが示したカードが何を示しているのか、それを探っているうちに気づいていない選択肢に気づくこともあります。「この選択肢はないな」と思っていた選択肢が、意外とありなのかも?と思えたり。心の奥底に隠れていた新たな気持ちに気づくこと、それが占いの醍醐味ではないかと思ってます。
答えを知っているのは、カードではなく自分
これが本質ではないかと思ってて、タロット占いでの一番の成果物は結果を見て何を感じたかを知ること、気づくことではないかと思ってます。
アクションするのは自分自身なので、結果を聞いてアクションしなければ何も起こらないし、アクションしたらなら相応の結果が返ってくるものです。(何もしないっていう選択をしたなら立派なアクションです)
自分を気づかせ、アクションにつなげ、結果をもたらすものなのだから、当たるというより当てに行く感覚の方が近いではないかと思っています。
例えば悪いカードが出まくったとき、カードの悪さを気にするのではなく、自分がどう解釈をするかの方が大事。
(Wikipediaより)
例えばこれは「死」を表すカード。正位置の場合はそのままの通り「不吉、全滅、破滅、離散」みたいな意味になります。Oh…BAD!これが出たら誰だってとりあえず凹みます。
でも、他の解釈も出来て、「決着、区切り、人生のリセット」などと捉えることも。終わるのはいいことだけではなくて、悪いことが終わるという解釈も出来ます。新しいステージへの幕開け、とも言えます。
このように、タロットを見て気づいたことが何よりの収穫物です。今の自分が何を感じたか、これに気付くことでアクションへと繋がり、未来が変わっていくという、ロジックです。
2020年上半期の仕事運占います
タロット占いの経験値を積みたいので、bosyuを書いてみました。
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占い例:フリーランスとしてもっと仕事を増やしたい(向こう3ヶ月の仕事運)
駄文が捗ります