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お試しで導入したPayPay

先日のデザインフェスタvol.57では2つ新しいシステムを導入しました。
そのひとつがキャッシュレス決済「PayPay」

今まで手数料がかかることネックででキャッシュレス決済を導入してこなかったのですが、ここ最近現金以外の支払いができるか聞かれることが増えました。とりあえず検討だけはしてみようと思い調べた結果、「PayPay」始めちゃいました。

導入の決め手はなにか、使ってみてどうだったかをまとめます。

導入の決め手

システム利用料の安さ
売り上げに応じて手数料を引かれます。少しでも売上を確保し次の制作やイベントに繋げるためにもできるだけ安いところがいい。

キャッシュレス決済として考えられるのはクレジットカード・交通系ICカード・QRコードですよね。
stores・squareなどは決済端末を使えばいろいろな決済方法が利用可能です。交通系ICカードは安いですが、クレカ・QRコードは3.24%~3.25%
直接PayPay加盟店になるとPayPay/LINE Payで1.98%+税=2.17%。(2023.5調べ)

たとえば1万円分キャッシュレス決済したとして、引かれる金額は3.24%=¥324、2.17%=¥217。ポストカード1〜2枚分。
なのかな?振り込み額から引くのか、1決済ごとに計算して引くのかわかりませんが。
カードを取り扱うかが選択ポイントになりますが、今回はとにかく安く試したかったので加盟店登録が良さそう。
もしstoreなどの代行会社に今後入ったとしても、PayPayだけ見れば加盟店でいる方がお得そうだし。

売上の一部を逃しておきたい
最近すごい物騒な事件が多いじゃないですか。売上を入れたバッグはかなり気を使って持ち運んでいますが、ひったくられたらどうしようという気持ちはいつもあります。
キャッシュレス決済だと売上はアカウントに貯まり、一定期間で指定の銀行口座に振り込まれます。
数百円の手数料で売上の一部を逃すことができるのであれば、導入する価値があると考えました。

会場で使ってみて

◎ 袋詰めの時間に余裕できる
バーコードを読んでもらう方法でお願いしました。お客様が決済手続きしてくれている間に袋詰めができるので、慌てることなくお渡しがスムーズ。

○ 使えるか訊ねなくてよくなった
決済が増えたので看板に掲載しました。いちいち訊ねなくてもよくなったので皆さんなんかちょっと安心した顔をされていました。
使えるかわからないもの聞くの、聞く方も疲れますよね。

○ ビジネスアプリがスマホ(android)に入れとける
forビジネスアプリを使えばお客様のQRコードを読み込んでお店側が金額を入力して決済することも可能です。決済履歴も確認できて、もし返金となってもアプリで対応可能なのが良かったです。

× 決済完了画面を見る時間が必要
決済画面に切り替わるのを見届ける必要があるので、その間売り場からは目が離れます。万引きに悩んでいる一人出展者には不向き。


結果として

利用率は全体の1割ぐらいで、ほとんどの方が現金でのお支払いでした。
QRコードも置くだけだし、検討中うんうん唸っていた割にはあっさりと馴染んでいます。

申し込み書類の準備が案外大変でしたが、使用してみて困った点は特になかったです。
月末締めなのでまだ銀行口座への振り込みはありませんが、そこで問題が発生するとは考えにくいの、まぁ大丈夫でしょう。
初めてとしてはおおむね満足しています。

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