実はあるシームレスの継ぎ目
seamless = seam (繋ぎ目・縫い目)+ less (~の無い)
「シームレス」という単語、よく見かけますね。
洋服では特に下着などで「シームレスで肌あたりがいい」なんて文句がついてたりしますね。
デザインでは「シームレスパターン=継ぎ目のない連続する絵柄」とかで使うことが多いかと思います。
2023年4月に発売した「チューリップ|マスキングテープ」も連続し続けるいわゆるシームレスパターンとなっております。
実はあるんですよね、継ぎ目。
いや、そんな太字にすることもないのですが。
イメージするのは布地でも、包装紙でも、web背景でもいいです。
横にずっと広げていくと「ここで同じモチーフ出てくるな」というポイントがありませんか?
上下・左右が繋がるように作ったブロックを並べ「連続し続ける」ように見せている、ので一定のリズムで同じものが出てきます。
このマスキングテープでは幅20cmのブロックが繰り返して印刷されます。
上下は今回なしで、左端と右端が繋がるような配置でパターンのブロックを作っています。
ここで注意点が一つ。
この手のものは通常ズレても印刷されてない部分ができないよう、ちょっと重ねて刷られます。
つまり「継ぎ目は2度インクがのせられ濃くなる」ということです。
工場サイトのイメージ見本を見たところ、気になりにくいのは明るく彩度の高い色、イエローなどが目立ちにくいようです。
それを踏まえた上で継ぎ目に明るい色を当ててみましたが、上の画像のどこだかわかりますか?
正解はここ。わかりましたか?
明るい色で、かつ地色(この場合は紙の白色部分)が多いところがくるよう端に先にモチーフ置いたので、配置してくの地味に大変でした。
きっと工場の方も最小限の重なりでズレなく印刷する技術があるのでしょうね。すごいですね。いやすごいよこれ。全然わからん。
届いた時にどこだったかわかりませんでした。
継ぎ目を見つけるのは難しいかもですが、モチーフのリピートはわりと見つけやすいです。
見つけられるようになると楽しいので、せひ間違い探し気分で頭の中で分解してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?