いまスラ
連休。東京ではよいお天気が続いたのに、私は出かけなさすぎました。
けど、世の中はだいぶ元通りになり、どこも混雑していたようなので、これでよしとします。
先月、これまで自粛していた、職場の人たちとの飲み会が多くて、そのなかで「SLAM DUNK」の映画の話題が出て、観てないの?えっ読んでないの?読んだほうがいいよ、持ってくるよ! ということで、連休中の楽しい宿題になりました。
桜木花道という主人公の名前と、バスケをテーマにした漫画、くらいの情報しかほんとに知らなくて、どのくらい売れたのか、どのくらい連載が続いたのか、とか調べたい気持ちもあるのですが、調べ始めてしまうとネタバレがこわいので、あえてまっさらな状態で読んでます。
自分がまっさらな状態で読むことを楽しんでいるくせに、これからちょっとネタバレ的なことを書くと、
読む前はですね、桜木=スーパーヒーローを勝手にイメージしてたのですが、意外とそうでもない(失礼)。いや、主人公だし、すごく才能はあるんだけど、最初から上手くいくわけではないのがリアルというか、応援したくなるんですよね。高校のバスケ部が舞台なんだけど、部室の掃除をしたり、基礎練習の段階をちゃんと(?)踏んでいる。
ここで急に自分の話になりますが、私は運動神経がほんとに鈍くて、小中高の体育の授業で、チームプレーを要求されるものが、ほんとに辛かったのです。下手すぎて周りに迷惑かけるから…。
トラベリングなんて言葉が登場するのは、自分の体育の時間の思い出と宇多田ヒカルの歌の中くらいだと思ってたので、まさかこのスーパー人気バスケ漫画で、あんなふうにトラベリングのシーンが出てくると思わなかったので、なんか、そこで一気にこの物語が好きになったかもしれない。
主人公以外の魅力的な登場人物が増えていくのは人気連載の証なんでしょうけれども、途中から急に増えるチームメートのエピソードも、いかにも男子の漫画ってかんじだし、急展開ぶりもよい。入部後の彼らの、わちゃわちゃした友情っぷりもいいです。
この漫画を薦めてくれた職場仲間のひとりは、お子さんが部活で野球をやりたそうだったので、野球は時間もお金もかかるからマズイ、と思い、この漫画を読ませてバスケ好きにさせて、バスケ部に入部させたんだって。
ベイスターズを応援していると、何かとこの漫画のセリフや名シーンにご縁があるのですが、読む前にイメージしてた出てきかたと全然違ったので、そこも驚いたり、感動したり。
連休後半最後、ベイスターズは2試合連続5本塁打とか、1試合で17得点とか、バスケに寄せてきてくれました(違)。
あと何冊続きがあるのかもわからないのですが、連休明けにも続きを借りて読みます。楽しみ。「神奈川の牧」は、次に借りる巻あたりに出てきそう。