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仕事も子育ても中途半端だなあと悩みきった末にもらった魔法のことば

先日ののこと。

このあいだのnoteのとおり、朝から娘の地雷を踏んだ私は、爆泣きの娘と息子の手を引いて、エレベーターを降りてきた。

そこでばったり、お友達のパパと出会う。

爆泣きの娘に気まずそうなパパ。

朝ということもあって、お互い苦笑いで

会釈し、それぞれ駐輪場へ。


そんなとき、ふと思う。

あの子んちのママは専業主婦だから、
もしかしたらお子はまだお布団かな…とか。

うちの子たち、かわいそうに見えてないかな…とかとか。


そして仕事へ行っても思うこと。

つい数年前まで私が育てていた後輩たちが、私の2回の育休の間に立派になって、素晴らしいリーダーになっている。

いいな、退勤時間気にせず仕事ができて。

いいな、かっこいいな、責任のある仕事をしてて。


…そんなとき、劣等感がちくり。

もちろん、勝手なないものねだりで、

もちろん勝手な劣等感なのは分かってる。


今の私は、なにもかもが中途半端で

育児も仕事も片足ずつみたいな状態が気持ち悪いんだ。


実際どうでもよいことなのに、
見え方を気にしている自分がいるんだろうなと思う。


一昨日は、土曜日なのにいつもの通勤電車に揺られ、19時前に夫と可愛いふたりが待つ我が家へ到着。

週6で働いて、土曜日も夜まで母が帰ってこない。

異動後のその変化はふたりの中でも大きいようで、帰宅するともみくちゃにされた。

日曜日。夫が子どもらを連れてでかけてくれて、自由時間をくれたので久しぶりの美容院へ。

10年来の担当さんと夏ぶりの再会。

ボブスタイルにも飽きてきて。
久々に伸ばすか、それともばっさりいくか。
悩んでいたら、ショートを後押ししてくれて。


そこからセキヲキルヨウニ、話した、話した。


本当に愚痴のお手本とも言えるくらい、事細かに話した。


全部話して、よかった。
話してみて改めて何が問題点なのかもわかったから。


優柔不断で、手放なすことが苦手な私に、
彼女がくれた言葉。

「うーん、全部やろうと思わないで、選んでもいいと思うよ?」


とーっても刺さった。

「聞いてて、なんか、今の仕事じゃなくてもいいのかな?って思ったけど…。

離職することに対してネガティブな人って多いけど、その人の人生終わるわけでもないし。繋がりたい人は繋がればいいじゃない?

むしろ、相違しているのにむりしてそこにいる方が不幸で。勇気をもって踏み出したんだから祝福してくれるべきなんだけどね」


本当にその通りだなと思った。

両立させようと中途半端にするくらいなら、私は一度手放したい。選びたい。

そしてまた両手で持てるなら、持てる分だけを、その時はよろしく、という感じの心持ちなのかもしれない。


このありのまま、上司に伝えられたらいいな。

そんなことをぼんやり考えながら、子どもたちと慌ただしく玄関のドアを開ける。

初めてのショートヘアの首すじには寒すぎる外気。

でも新鮮で、マフラーをするとそれもまた心地よかった。





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