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みんな、5月病?



こんにちは。ゆうりです。
私は、現在家庭教師として主に活動しています。


タイトル通り、みんな、5月病かな?と思ったので少しそれについて書きたいと思います。


私にとっての3月・4月も、多くの方々にとってきっとそうであったように生活に大きな変化がありました。
わたしの場合は3月に家族を亡くしたことを機に、それまでの家族との関わり方を見直し、必要以上にお互いの事を知り過ぎない、聞き過ぎないたいう適度な関係にシフトしました。
本当に助けが必要な時はきちんと限界になる前に言葉にして伝える、基本的に自分の事は自分でする。当たり前のようですが家族だからこそやり過ぎてしまってギクシャクすることから、少し抜け出せたのかな、と思っています。

家族の問題を少し整理して時間的余裕ができた為(もちろん、まだ亡くした悲しみは完全には昇華できてはいませんが。)、より多くの生徒さんと関わらせていただく機会が増えましたし、石巻市内の山小屋というBarで餃子やをする不定期イベントを開催する等とても充実した3月4月を送っておりました。



ゆうりんちの餃子(私の家ではいつもこれ、という餃子)
大変ありがたいことに、初日から沢山の御来店。新しい出会いもあった。写真は撮る暇があまりなかった。



私の周りの友人知人も、転職や異動、進学などによって環境がガラッと変わった方々がたくさんいます。

4月はみんな忙しそうでなんだかピリピリしていたり余裕が無くなっていたり。
周りのそういった空気に私も少し同化しながらも、子どもたち相手の家庭教師(塾講師)という立場上、いくら忙しくとも精神を一定に保つようヨガをして汗を流す等、好きな事をして自分に集中する時間もしっかり取って落ち着きを保っていたつもりではあります。



GWには大好きな車で大移動、大阪まで片道約900kmの旅をしました。


車旅の良いところは、個室状態で移動ができる事だと思っています。
情報量の多い3月4月を一旦スマホも見ずに振り返って、あーだこーだと独り言を喋りながら、自分の心と頭を整理する時間です。
私にとって、なくてはならない時間です。


運転をしている時、特に深夜に高速道路を走っている時、自分の本音にふっと気付けたりするんですよね。


割と正直に生きている方かとは思うものの、社会ではもちろんやりたい放題では仕事も人間関係も成り立たないので、色々なタテマエを使って生きていますし、思ったのと違う方向に進んでしまった時にだいぶ進んでからムリをしていたのに気づく事もたくさんありました。


そういう事に早めに気づいて、いかに楽にして(仕事の進め方、人との関わり方等)いくかが思いつくのがこの時間です。



旅についてはまた今度書くとして、今回のGW明けの担当生徒たちの分かりやすい5月病モードが興味深かったので、このタイトルにしたのでした。


「体調が悪いので休みます」

の嵐。笑

実際に授業はできても、心ここに在らずな子たちも多く見受けられました。



コロナの行動制限が久しぶりに解除されたGWの後は、そりゃあそうだろうと思います。

楽しいことでも、大変なことでも、変化には必ずストレスがつきものです。

この時期の気分の落ち込みややる気が出ない状態をも、まずは一旦受け入れられる大人でありたいと思っています。やる気がない時はやる気がない時なりにもまぁ少しは面白いかも、楽しいかも、と思うことをやったら良いと思います。

それは、わたしもいまだにそうだし、大人だろうとこどもだろうと大なり小なりの浮き沈みは仕方がないもので、こどもにだけ強制するってのもおかしい話だなと思うので、平等にいきたいなと思うからです。
家庭教師側は仕事でも、相手の子どもたちは自分の意思で作った時間ではないことがほとんどだからこそ、本人を楽しませること、保護者の方々には価値に納得してもらうことが必要で、それらは別々だと思います。

ただ、こどもたちと少し違うのは、落ち込んだ時の自分自身との向き合い方、落ち込みを引きずらない方法、いい意味で何かを諦めて、まず勉強できるような状態に自分を持っていく方法、環境の整え方等を知っているというところなのかなと思います。
その部分を対話の中で成長段階に合わせて少しずつ伝えていけるように、基本一対一の家庭教師をしています。


元々大真面目人間ですが何故か先生には怒られてばかり、理不尽だなー、先生ってこどもだなぁ、私の事嫌いで怒ってるだけじゃん、などと思うことが多い子ども時代でしたので、こども相手に怒ったり強制したりすることは絶対にしないと決めています。
これは私の中に残っているこどもの心も大事にする為でもあります。
あと、怒るメリットを感じないからです。例えば宿題やってこない子になんでやってこないんだと怒ると、怒られない為に宿題をやる、となってしまうと思います。
本来は、できない事・苦手な事を解消する為であったり、勉強を習慣化する為だったりすると思うのですが、「勉強=嫌な事」と刷り込まれてしまえば、その先生が担当を辞めた瞬間に「怒られないから、やらなくていい!」になってしまうと思うのです。(私も、そんな時期がありました。)

本来、それまで知らなかった新しい事を知ったり、できることが増えるのは楽しい事だと思うので。



私は自分の失敗を許すのがとても苦手で(失敗はたくさんあるのに笑)、その部分についてはまだまだ自分と向き合い中なので、こどもたちにも色々教えてもらいながら、共に早めの脱!5月病を、と思います。



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