SpareRoom UKの上手な使い方

さて、イギリスでこれから生活をする方は色んなウェブサイトを使ってお家探しをすると思いますが、今回の記事は、イギリス、ロンドンで現地の人と同じような典型的な暮らしを体験したい人に向けてSpareRoomの上手な使い方をお伝えします。＊主にフラットシェアを探している人に向けてのアドバイスになりますので、スタジオなど1人や家族で暮らす方のお家探しには向いていない記事になります。

SpareRoomとは

このウェブサイトではイギリス中にあるフラットを検索することができます。スタジオや3・4ベッドルームのあるお家を丸々借りて友達とシェアしたい！という方にも割と便利なウェブサイトです。まずはオンラインでアカウントを作って、フラットの検索をしましょう！このウェブサイトでは、家を貸したい人(不動産エージェント、オーナー、フラットメイト)そして家を借りたい人がいます。

フラット検索の仕方で入れる情報

Basic search又はAdvanced searchの両方を選ぶことができます。エリアに関しては、特に指定する希望のエリアがない場合、ゾーンで絞ったり、駅名を入れてその周辺何マイルまでの家という風に指摘もできます。私は住みたいエリアが決まっているため、その駅の名前を入れて「Search radius」を1 mileとかで指定しています。もちろん指定は広い方が多くの結果が出てきます。住みたいエリアの選択が終わったら、

希望の家賃の上限を設定しましょう

pw = per week (週単位の家賃) / pcm = per calendar month (月単位の家賃)

私たちは月単位の家賃での見方に慣れているため、 pcmを選択したらいくらまでの家賃を希望かを記載します。ここでポイントは例えば自分の予算が£500だとしたら少し高めで£600にしておくことです。予算によりますが、ほとんどの場合自分の設定した予算より少し高い方が良い物件を探せる可能性が高くなるので、私がいつも少し高めで設定しておきます。とりあえず。

Bills includedなどの細かい設定は無視でOK

ここではBills = 光熱費が含まれている家賃表示のみを結果として出せるのですが、広告側で実は含まれている、含まれていない、一部だけという風に広告によって様々ですので、私はここは気にせずチェックに入れていません。

この部分以外にも、ダブルルームが良いか、オンスイートが良いか、フラットメイトの性別や年齢、喫煙者はNGかOKかなどの選択もできるのですが、基本的に細かいところをチェック項目に入れるとせっかく良い物件が引っ掛からなくなる場合もありますので、本当に基本的な情報のみを入れることで問題ないです！詳しい情報の設定もできるけど、

まずは自分を売り込むことが一番大事

ロンドンでのフラット探しはかなり競争率が高いです。良いフラットを発見したな！フラットメイトも良さそうな人たち！と思ってメッセージを送ってみても返事が返ってこないことなんてザラにあります。ロンドンは世界でも1位くらいの人気都市で人口も多く、SpareRoom使用歴5年くらいの私から言わせてもらうと、必ずしも第一候補のフラットに住めるとは限りませんし、数週間あれば見つかるとも限りません。すべてはタイミングです！タイミングだとしてもそのタイミングをうまく使うには、フラットを探している自分が一緒に住む人として、好条件であることをアピールする必要があります。

つまり、既に仲が出来上がっているフラットメイトの中に自分が入るのは勇気のいることです。そんな自分を選んでもらえるようなメッセージ・広告を書いてみましょう。

アカウントの写真は必須！

プロフィール写真は自分がよく写っている写真を選択して必ず追加しましょう。これだけでフラットメイト候補である自分へのメッセージ返信率はかなり上がります。フラットを広告に出している人はかなり多くのメッセージを受け取ります。その中で少しでも目立つように写真は必ずつけた方がいいです。

メッセージはシンプルだけど自分のアピールを十分に入れる！

メッセージには自分の素性を全て明らかにした方が返事が来る率が上がります。自己紹介のメッセージはテンプレートを作っておくと便利です。例：

Hi XXXX, your flat looks beautiful and it looks like something I'm looking for. I’m 名前, 年齢 国籍 性別 working full-time (mostly in office / 最近は在宅かオフィスかも入れます) in 業界名 as a 役職名 in London. I'm looking for a large double room with lots of storage space.

業界名も入れた方がいいです。例えば、Trading company, creative industry, Advertisingとか。続いて下記のような自分についても記載した方がいいです！

I’m sociable, friendly & outgoing person who loves cookingなどの家で好きなこと when I’m at home but also loves going out for dinnersなどの外での好きなこと。I’m a clean and easy going person, can be sociable but also respect personal space and understand basic rule of flatshare. I would like to find a flat with like-minded people who can also be my friends that I have a good laugh after work over a glass of wine or head to pubs together sometime.

余裕があれば「フラット探しの広告」も出す！

フラット探しの広告を出すメリットは、かなりあります。広告はオープンなため、オーナーやフラットメイトから連絡も来ることがあるし、本気で探している感じが出るし、自分の写真を複数枚追加できるので、プロフィール写真にプラスして、友達と写ってる写真や趣味をやってる写真を見せることでより自分の個性を見せることができてかなりプラスになります。私はフラット探しの際は毎回自分の広告を出して、送るメッセージの最後の文章に広告も見てね！みたいな一文を入れておきます。最後に、

ビューイングはなるべく早めに！

もし運よく相手から返事が来たら、すぐに返事を返しましょう。質問系の返事より、ビューイングの日程を調整する返事の方が良いです。相手も多くの人と日程調整をしている中で、まだフラットを見てもいないのに色々質問されるとめんどくさいと思います。なので、とりあえずビューイングをして、その際に全て質問する方が良いと思います。

フラット探しはなかなか大変ですが、自分の好きなお家に住めるように頑張りましょう！

ここまでお読みいただきありがとうございました。

ミレコ