「日本軍慰安婦」李容洙(イ・ヨンス)さん名誉毀損の疑い…反水曜集会団体代表、警察の取り調べを受けて

2022年4月26日 22:36

　この記事は、韓国、©ペンアンドマイクの2022.03.17掲載記事をPapago翻訳したものです。

パク・スンジョン記者
2022.04.26 17:34:58

《写真》

記事本文和訳

「日本軍慰安婦」被害事実を主張してきた李容秀(李容洙(イ・ヨンス))被告(94)から名誉毀損及び侮辱等の疑いで告訴された金炳憲(キム・ビョンホン)慰安婦法廃止国民行動代表が26日、ソウル鍾路(チョンノ)警察署で被告訴人の取り調べを受けた。

金柄憲(キム・ビョンホン)所長代表は同日、ペンアンドマイクとのインタビューでこのように述べ、「私の発言と主張は正義記憶連帯が出版した証言集等に基づいたものだ」と主張した。

金代表は「私の発言の中に虚偽は一つもなかった。その点を警察に詳しく説明した」とし、「万が一、私が処罰を受けなければならないなら、『虚偽事実の摘示による名誉毀損』ではなく、『事実の摘示による名誉毀損』のためだろう」と述べた。

さらに金代表は、「どうかこの事件が法廷に進むことを望む。そうしてこそ「日本軍慰安婦」問題の真実が明らかになる」とし「この事件が起訴され裁判に持ち越されることになれば、私は女性家族部が保管中の「日本軍慰安婦被害者登録資料」一切に対して、その事実確認を裁判部に要請し、告訴人の李容洙(イ・ヨンス)氏も法廷に呼んで証言を続けてきた理由を直接尋問する」と強調した。

続いて「今回の告訴・告発件で『日本軍慰安婦』問題の真実が究明されることを望む」と付け加えた。

パク・スンジョン記者francis@pennmike.com

李容秀氏側が主張した金炳憲代表の容疑事実

以下は、李容秀氏側が主張した金炳憲(キム・ビョンホン)慰安婦法廃止国民行動代表の容疑事実。

◇名誉毀損

1.2021年12月15日発言
○問題は可哀想な老人達を前面に出して国民を欺き、世界を欺いた国際詐欺劇だ。
○詐欺はもうやめなさい。
○詐欺を中止しなければ、それに関わった者は厳重な処罰を受けるだろう。
○問題は詐欺だ。
○問題は国際詐欺だ。
○日本軍に連行された慰安婦は一人もいない。
○慰安婦法第2条第1項に合致する「日本軍慰安婦被害者」は一人もいない。
○女性家族部に登録された所謂「日本軍慰安婦被害者」240人のうち、日本軍に連行された女性は一人もいない。
○買うのやめなさい。
○問題で詐欺を働く団体、個人等は必ずそれに相応する処罰を受けるだろう。
○女性家族部に登録された所謂日本軍慰安婦被害者240人のうち、日本軍に強制動員された女性は一人もいない。従って、女性家族部が主張し、正義連が主張する日本軍慰安婦被害者は一人もいない。
○誰が日本軍に連行されたのか、誰が日本軍に強制動員されたのかを明らかにせよ。明らかにすることができるかな？いないだろう。なんで？一人もいないから。だから慰安婦問題は詐欺だよ。
○そしてその詐欺劇に同調する慰安婦がまさに李容洙(イ・ヨンス)で、吉元玉(キル・ウォンノク)で、金ボクトンで、金ハクスンだ。彼らも一方被害者だが、彼らも詐欺劇の共犯だ。日本軍慰安婦被害者というが、日本軍は慰安所で所定の料金を払って慰安所を利用する顧客にすぎない。日本軍は慰安婦をどうすることもできない。
○慰安婦は、オーナーと契約、雇用契約を結んだ、オーナーの被雇用人である。ところが、どうして軍人が慰安婦を思い通りにできるのか。
○慰安婦は日帝によって強制動員されたというが、日帝は朝鮮の女性を動員したこともなく、動員する程の法令もない。ところで、何、日本軍によって強制動員されたと嘘をつくのか。詐欺を働くな。
○2021年12月14日、大邱ヒウム慰安婦歴史館では歌で会う文玉珠(ムン・オクジュ)ジオグラフィ音楽公演を行った。名前も実情に合わない「挺身隊おばあさんと共にする市民の会」が挺身隊とは関係のない慰安婦文玉珠(ムン・オクジュ)を追悼するための公演だ。演出者達は文玉珠(ムン・オクジュ)が慰安婦生活をしながら歌ったという20曲程度の歌のうち、3曲を中心に公演を進行した。公演で司会者は文玉珠(ムン・オクジュ)が憲兵に捕まったと言ったが、これは嘘だ。憲兵は何の罪もない民間人を逮捕できないだけでなく、数十人の女性を連れていって売春業で儲ける憲兵はこの地球上に存在しない。憲兵に対して無知であるか、でなければ知っていながら悪意的に歪曲して卑劣に日本軍を冒涜した。
○李容洙(イ・ヨンス)は天の恐ろしさを知らず、嘘で国民を欺いているのだ。このように文玉珠(ムン・オクチュ)や李容秀(李容洙(イ・ヨンス))が日本軍に強制動員された「日本軍慰安婦被害者」ではないにもかかわらず、慰安婦団体は事実を歪曲して国民を欺いている。
○李容洙(イ・ヨンス)は、日本軍慰安所のない、台湾の一般売春店で働きながらも慰安婦被害者ぶりをしながら国民をだまして世界を欺いた。
○文玉珠(ムン・オクジュ)と李容洙(イ・ヨンス)が日本軍慰安婦被害者でないことは当然だ。彼らは日帝によって強制的に動員されなかったためだ。
○柳錫春(リュ・ソクチュン)教授は、「お話が間違っています。「売春の一種」ではなく、「売春」です。慰安婦は「売春」です。慰安婦の行為は売春で、慰安婦は売春婦です。
○慰安婦が売春行為でなければ、慰安婦が独立運動をしましたか？
○売春じゃなければ何かって？
○いったいここを見ても売春、あそこを見ても売春。一体そうでなければ何ですか。もう一度尋ねます。独立運動したのかな？戦場で戦ったのか。世界平和のために働いたのか。しっかりしろ！
○I、朝鮮の女性が、李容洙(イ・ヨンス)、金学順(キム・ハクスン)、金福童(キム・ボクドン)、吉元玉(キル・ウォンノク)、アン・ジョムスン、XXX等。その女性家族部に登録された、所謂日本軍慰安婦被害者240人のうち、日帝によって強制動員された人が一人でもいますか。たった一人でもいれば連れてきて！連れて来いって！どうして詐欺を働いてるの？どうして国民を欺くの？まだ正気じゃなくて詐欺を働いてる！
○偽物の慰安婦、李容洙(イ・ヨンス)と刑事告発を促す集会を開催します。

2.2021年12月16日発言
○韓国が民主党本部に来て慰安婦詐欺国政調査を要求し、偽の慰安婦李容洙(イ・ヨンス)を告発するよう促すためにここに来たが…。….
○李容秀は、慰安婦被害者法第2条第1項が定義した日本軍慰安婦被害者ではない。偽の慰安婦李容洙(イ・ヨンス)を処罰せよ。
○天人共に怒る慰安婦詐欺国政調査を直ちに実施せよ！慰安婦被害者法第2条第1項に合致する日本軍慰安婦被害者は一人もいない！偽の慰安婦李容洙(イ・ヨンス)を処罰せよ！
○しかし、日本軍に連行され「性奴隷」生活をしたという李容洙(イ・ヨンス)は決して日本軍慰安婦ではなく、日本軍慰安婦被害者はなおさらではない。
○日本軍慰安婦被害者になるためには、必ず「日本軍により強制動員」という条件を満たさなければならない。李容洙(イ・ヨンス)は家で寝ていて日本軍に連れて行かれたと言ったが、これは嘘だ。
○実際、李容洙(イ・ヨンス)は挺対協発行の証言集で、国民服に戦闘帽をかぶった男が服の角にある赤いワンピースと革靴を見せてくれたところ、幼心にどれ程良かったか、ついつい何も考えずについていくことになったと証言した。続いて「大邱から私達を連れて行った男が慰安所の主人だった。私達は彼をオヤジと呼んだ」と言った。
○日本軍によって動員されなかったため、日本軍慰安婦被害者になれないのは当然だ。また、李容洙(イ・ヨンス)は外に出て診断を受けた記憶がない。「サク」という、コンドームということも知らなかったかと思えば、チュンニイ赤みのある、強い606号注射を打ってくれた。治らなかったのに男をもらわなければならないからよく治らなかった。それで注射を打ち続けながら軍人達を受けた。近くに病院等もなく、保健所もなかったと証言した。これは厳格に拘束される日本軍慰安所では起こりえないことだ。しかも、李容秀が日本軍生活をしたという台湾新竹には、日本軍慰安所すらなかった場所だ。日本軍慰安所がなかった場所で日本軍慰安婦生活をしたという李容洙(イ・ヨンス)の主張をどう信じろというのか。李容洙(イ・ヨンス)は結局、日本軍慰安婦ではなく、日本の売春店で働いた職業女性だったのだ。実状がこうであるにもかかわらず、李容洙(イ・ヨンス)は30年間も日本軍慰安婦被害者を自任して国民を欺き、ひいては世界人を欺いた。
○一、偽の慰安婦李容洙(イ・ヨンス)を直ちに刑事告発せよ！
○二、国民をだまして世界を欺いた慰安婦詐欺を直ちに国政調査せよ！
○日本軍慰安所の設置目的が軍人の性病予防と戦争犯罪予防を防止するために設置しました。戦争犯罪防止のために設置・運用した慰安所で働いた慰安婦がどうやって戦争犯罪被害者だというのですか。話になることを言わないと！
○偽物の慰安婦李容洙(イ・ヨンス)を処罰せよ！

◇侮辱

1.2021年12月15日発言

○この公演には、偽の慰安婦李容洙(イ・ヨンス)も出演し、神風特攻隊慰安婦に連れて行かれたという歌だとして、日本の歌を歌った。しかし、家で寝ていた時、日本軍に連れて行かれたという李容洙(イ・ヨンス)は、初期証言で、「国民服に戦闘帽をかぶった男が、服の隅にある赤いワンピースと革靴を見せてくれたので、子供の気持ちがどれ程よかったのか、それなりに何も考えず、気軽について行くことになった」と証言した。

2.2021年12月16日発言

○日本軍が拉致して、連行して、そんな営業許可をもらえると思いますか？この間抜けめ！

©ペンアンドマイク出典明記した転載・再配布は歓迎します

パク・スンジョン記者

参考文献

第33章　名誉に関する罪
第307条　（名誉毀損）　公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、2年以下の懲役若しくは禁錮又は500万ウォン以下の罰金に処する。<改正　1995年12月29日>

②　公然と虚偽の事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、5年以下の懲役、10年以下の資格停止又は1千万ウォン以下の罰金に処する。<改正　1995年12月29日>

第308条　（死者の名誉毀損）　公然と虚偽の事実を摘示し、死者の名誉を毀損した者は、2年以下の懲役若しくは禁錮又は500万ウォン以下の罰金に処する。<改正　1995年12月29日>

第309条　（出版物等による名誉毀損）　人を誹謗する目的で、新聞、雑誌又はラジオその他の出版物により第307条第1項の罪を犯した者は、3年以下の懲役若しくは禁錮又は700万ウォン以下の罰金に処する。<改正　1995年12月29日>

②　第1項の方法により、第307条第2項の罪を犯した者は、7年以下の懲役、10年以下の資格停止又は1千500万ウォン以下の罰金に処する。<改正　1995年12月29日>

第310条　（違法性の阻却）　第307条第1項の行為が、真実の事実であり、専ら公共の利益に関するときは、罰しない。

第311条　（侮辱）　公然と人を侮辱した者は、1年以下の懲役若しくは禁錮又は200万ウォン以下の罰金に処する。<改正　1995年12月29日>

第312条　（告訴及び被害者の意思）　第308条及び第311条の罪は、告訴があるときに限り、公訴を提起することができる。<改正　1995年12月29日>

②　第307条及び第309条の罪は、被害者の明示の意思に反して公訴を提起することができない。<改正　1995年12月29日>

wikisource 刑法 (大韓民国) 第33章　名誉に関する罪

ひと言

警察の証拠固め

　韓国のことでもある上に、刑事は詳しくないので、推測になるが、現段階は、告訴状に在った上記リストの内容の「事実認否」を現段階では進めている段階かと考えます。
　起訴するかしないかは、公判維持可能性と可罰的違法性を過去の事例に照らし、法の下の平等に合致する範囲で成されるものと推定します。
　従って、現段階では、「公共の利益」面での斟酌は一切していないかと。
　最終段階では、事実の吐露についての公共の利益もある程度は考慮するでしょうが、それは「詐欺実証」が前提に成ります。少しハードルは高いものと推察します。
　また、警察としては、先ずは虚偽事実による立件を優先するかと思います。その部分は、今の韓国社会なら、主観である筈の被害者視点と言う基準が、働く可能性は、覚悟しなければ成らないかもしれません。検察のお立場も関係しましますらね。
　韓国において、名誉毀損、侮辱、詐欺、脅迫、背任、横領の犯罪が多いのは、客観的に犯罪構成要件を満たすか否かだけでなく、主観基準で犯罪が決まる文明度にも影響されている面は強いものと思います。基準が曖昧故に、法律への信頼も生まれず、また犯罪も増えてしまう。その悪循環も存在するのではないだろうか？

　韓国司法は、いっそのこと、海外の弁護士法人事務所にでも外注化した方が、より客観的法律判断に結び付く様な気もします。

　韓国において名誉毀損と侮辱を、海外並の基準で適用すれば、犯罪者に成らない人は、事実認定がまともなら、何も発言しない人たけに成るものと思います。故に、金氏もその基準なら起訴される虞れは高いと思います。その辺りが、韓国の韓国たる宿命なのかもしれません。視ていて悲しい。

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