読書メモ｜やっかいな人を自分のお城に入れない方法

どんなやっかいな人でも、あなたがその人をお城の中に侵入させてあげるからやっかいなことになるだけです。

支配欲モンスター

押し付けがましい、やたらとアドバイスをしたがる、他人の意見を全て否定して自己主張する

自尊心が脆弱で常に不安を抱えているため、他人を否定することで自分が上だと暗示をかけている

彼らの言動は事実だけれど、それを強い印象として憶えておくのは自分の「心」です。思い出して怒るのも自分の「心」

こちらが対抗心を持たず、腹をたてなければ思い出すこともなく、思い出さなければ、お城からいなくなる

何を言われても「ありがとうございます。参考にさせていただきます」とにっこり笑ってスルーすれば良い

承認欲求モンスター

話の内容が自分語りばかりなので、周りから煙たがられている
うっかり承認してしてまうと、果てしない自分語りや自慢話を聞かされる
依存されないよう聞き流して、付かず離れずのスタンスが大切

念が強すぎるモンスター

自律神経は負なるものと共鳴する
イライラしたり、悲しんだり、何かを否定したりしている人が、そばにいるだけでダメージを受ける
特に身近な人には、怒らせたり悲しませたりしないよう細心の注意を払って、接する
どんなに優しそうな人でも怒らせたり、悲しませたりすると、確実にその人なりの恨みの念波を発しますので、親切に、丁寧に、優しく
壁を作るのも相手を傷つけるのでマイナス
理不尽なこと、納得できないことが起こっても、お城が守られることを優先してこむずかしく考えないこと
（クレーマーとか）

略奪者モンスター

してもらうこと、好意や愛情をもらうことばかりを望んでいるわがままな人
要求が細かすぎる上に、人の時間や労力を当然のように自分だけのためにたっぷり割いてもらおうと望み、希望に敵わないものすべてに対して文句を言う。
４回に３回くらいは、キッパリと「できない」と断わり、残りの１回は純粋な奉仕として「布施の精神」で取り組む

誤解魔モンスター

わかってもらいたい欲が強く、誤解されるのを恐れる人
そのくせ、人の話を最後まで聞かず推測してしまうため、他人のことは誤解しやすい
対策としては、短文・端的・簡潔な会話で誤解する隙を与えない

偽善者モンスター

褒める、親切、感じがいい、共感力が高い
残念ながら人間というのは、表面はきれいそうでも、本人の無意識レベルまできれいで善意に満ちた人など、ほぼ皆無なのだと知っておく
それゆえ、「よさそうに見える人」は「よさそうに演出するのが上手な人」だと思って警戒する
他人から褒められたり承認されて喜ぶと（お城が）開門してしまうので、喜ばずにスルーした方がいい
親切にされる見返りに相手の偽善的欲望エネルギーが流入してきて縛られる

侵略者モンスター

家族も夫婦も友達もじつは侵略し合っている
相手がいる限り、この世はいつも侵略合戦
砦は一旦占領されると、拠点になってしまう
「怒る」はもとより、「好き」のエネルギーも実は野蛮なもの
チャンネルを合わせず、スルーする
あっさりした優しさが人間関係を楽にする
誰と仕事をするか、誰からお金をもらうかもけっこう大切
人間関係とは、他人のカルマのエネルギーを浴びること