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「反集中 ANTI FOCUS」という書籍の話 vol.2 / 表紙デザイン検討編

というわけで、無事に企画がスタートした書籍「反集中 ANTI FOCUS」。

(前回の記事はこちら)

最初に悩んだのは、この本はいったいどういう本なのか。
シリーズなのか、一冊完結なのか。
22名のインタビュー記事はどのように着地するのか。

実は、初期にはこんなバージョンもありました。

MIRATUKU FUTURE INSIGHTSがメインに立っていた頃のデザイン案

MIRATUKU FUTURE INSIGHTSをメインタイトルに。そして、サブタイトルを毎回のテーマとして入れていく。
そんな、続いていくシリーズを念頭にしたパターン。今とは全然違う感覚のもの。

同時に、自然物の写真を表紙に持ってこよう、ということは割と早い段階で決まってもいました。
ものの見方によって意味が大きく変わってくるものの代表格としての自然物を表紙に持ってこよう!と。

さくっと決まったものもあれば、やってもやっても決まらないものもある中で、あーだこーだあーだこーだと企画会議を繰り返しながら「結局この本は何の本なのか、そこが見えないから決まらないんだろう」と思い立ち、そして見えてきたのが今のタイトルの”反集中”。

視点を広げる、増やす、というけど、別に拡散したいわけじゃなく、広げることで、高まる解像度、見えてくる新しい世界がある、そのことを前向きに名付けると、それは”反集中”ということだろう。

こうしてタイトルが決まり、そしてMIRATUKU FUTURE INSIGHTSは今でも片隅に残っています。笑

現在の最終バージョン

デザインは、まだそこから何回転かしたのだけど、今日はここまで。タイトル編、でした!

【編集部からのお願い】
「反集中 ANTI FOCUS」では、次に手に取る”未来の読者”のために、読んでいただいた方・手に取っていただいた方のレビュー&レビューコメントの投稿をお待ちしています。

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