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#創作児童文学
童話 セイと森のごちそう
1.夜のおでかけ
だいぶさむくなってきた、ある土よう日のことでした。
六さいの男の子、セイのパパとママは、その日、朝からそわそわしていました。
パパは、こうえんでたっぷりとあそんでくれました。いつもは、すぐに「もう帰ろうか」っていうのに。
ママの作ったお昼ごはんは、おいなりさんに、グラタン、トマトサラダでした。つまり、セイのすきなものばかり。
そしてまだお日さまがかくれないうち、
1.夜のおでかけ
だいぶさむくなってきた、ある土よう日のことでした。
六さいの男の子、セイのパパとママは、その日、朝からそわそわしていました。
パパは、こうえんでたっぷりとあそんでくれました。いつもは、すぐに「もう帰ろうか」っていうのに。
ママの作ったお昼ごはんは、おいなりさんに、グラタン、トマトサラダでした。つまり、セイのすきなものばかり。
そしてまだお日さまがかくれないうち、