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心がポキッと折れてしまうロボットプログラミングが頑張れる理由

「ロボットプログラミングやってみたい!」

小学1年生の男の子にロボットプログラミングが出来るかちょっと心配しましたが、思った以上にプログラムのミッションをクリアできて驚きました。

ロボットプログラミングは低学年の男の子に人気なのですが、多くの子はラジコンみたいに動かすことやレゴみたいな組み立てを想像していて、実は順序立てや小数点も含めた数字の調整、不等号、粘り強いトライアンドエラー、電子制御の知識などが要求される高度なプログラミングです。

ロボットの見た目が可愛かったりカッコよかったりするので、楽しそうに思えるのですが、

「思ってたのと違う」

と心がポキッと折れてしまう子が多いですね。

この子がロボットプログラミングを頑張れたのが「電車好き」だったからなのかなと思います。

自動運転で目的の場所にピタリと止まるプログラムを作るときも、電車の運転手さんがホームに職人技で停める姿を想像して、トライアンドエラーを粘り強く繰り返すこの子の姿は立派なものでした。

ちなみにホームポディションを「車庫」、プログラムを実行するとき「発射オーライ」と言っていたので、なんとなく電車に例えているなと想像できました。

好きなこと、夢中になれることがあると、どんな難しい学びでも楽しくできてしまう良い例を見せてくれました。

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