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子ども向けプログラミング教室の先生が感じたプログラミング教育が進まない理由!

新しいスクラッチプログラミングの本が欲しくて新潟で一番大きな本屋さんに行ってみました。

子ども向けの参考書やドリル、絵本、英会話のコーナーを探してもプログラミングの本がなくて店員さんに、

「あの、子ども向けのプログラミングのコーナーはありませんか?」

と聞いたら、

「それでしたらこちらにまとめてあります」

と言われて歩き出すと、

児童向けの本のコーナー

政治

医療

医学書

YouTubeの作り方、メルカリ攻略

HTML、Python

のコーナーを通過して、

「ここ絶対小学生が1人で来ないコーナーじゃん!」

という棚にスクラッチプログラミングの本がまとめてありました。

しかもコーナー名が、

「その他プログラミング言語、プログラミング論」

本屋さんの主観もあるかもしれませんが、新潟県の一番大きな本屋さんでも子どものプログラミングの本について、子どもの目に触れない位置に置いておくかたちをとっているのを見ると、子どものプログラミングの学びがなかなか認知されないのは仕方ないのかなと思いました。

特に新潟は私立の学校が少ないのもプログラミングの学びが認知されない原因なのかなと思っています。

私立はある意味客商売なので、生徒が集まるように必死で最新の学びや施設に投資して敏腕の講師を集めます(私がずっと関東で私立に進学していたのでよくわかります)。

それに伴って公立も引っ張られて、地域の学びを牽引しているのはある意味私立の学校なのですね。

新潟には私立の文化が根付いていないので、他の県から見ると受験産業に必死なガラパゴスの県に見えるのがしれません。

たぶん、塾の先生も、予備校の先生も受験の合格が目的となってしまって、合格後の大学生活はよっぽど目的意識が強い子どもでなければ、合格に満足して失速してしまうのではないかなと思います。

ミラプロの教室で、

「CADでいろいろな設計してみたい」

「高専行きたい」

「名刺の作り方を教えてくれた会社で働きたい」

「ゲームクリエイターになりたい」

「調剤薬局で働きたい」

「Pythonを学びたい」

と目的を持って目を輝かせて学んでいる子たちがある一定の時期が来たら、みんなと同じように受験産業の渦に飲み込まれて普通の子になってしまうのはとてももったいないなと思ってしまいます。

新潟にいる子たちがメタバースや5Gで他県や世界と繋がった時、どうなってしまうかは何となくわかる気がします。

新潟市キッズ向けITものづくりプログラミング教室ミラプロプログラミング_ミラプロ https://peraichi.com/landing_pages/view/hr-niigata/

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