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朝、ご機嫌になるための約束とは

毎朝目覚めて、娘の寝顔を見るとホッとする。今日も私と娘に新しい一日があるんだと思えるからだ。だけど、そう思うのは一瞬で、次の瞬間は娘をいかにスムーズに起こすかを考えている。

朝が苦手な娘の事を起こすとなれば、八つ当たりも暴言も受けるときだってある。「時間」というものに支配されると、とにかく「間に合う」のが正解になって、「早くしなさい」という言葉しか出てこない私になってしまうから、朝は「時間」は目安程度にして、できるだけ穏やかな朝を迎えたいということだけを、毎日娘に伝え続けている。そうすれば、前の日の準備を疎かにしてどんなに後悔していても、または、前髪の寝癖が治らなくて鏡の中の自分に苛立っていようとも、私は娘に「いってらっしゃい」を笑顔で言うことができるからだ。私の中でどんなにモヤモヤする朝でも、必ず笑顔で見送るというのは私のマイルールなのだ。そうすれば、私は見送ったあと、いつも笑顔から始められる。

いつだって思いどうりの毎日が迎えられるとは限らない。それなら自分をご機嫌にする方法はいくつかあってもいいというのが私の持論。相手を変えることはできなくとも、自分の心持ちは、今から変えることができるのだから。

今日も私は朝ごはんも食べずに起こし方が気にくわない!と言いたげな娘の前髪を見つめながら、しっかり笑顔で見送った。いってらっしゃい、と。そう言われた娘はというと、ごめんなさいってポツリと呟きながら、ダッシュで出ていった。

さぁ、私も今日という日を楽しもう!大好きな娘の寝顔が見れる夜を楽しみにして。

鬼は外!福は内!
これを読んでくださったあなたも、行ってらっしゃい!

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