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ジャニーズ問題について思った事。







はじめに


まず最初に、画面の向こう側の誰かへ。
この記事を開いてくれたこと、この問題について興味を持ってくれたことに感謝する。
そして、初投稿が暗い話になって申し訳ない。
今回取り上げる「ジャニーズ問題」、苦手な人は今すぐこの記事を閉じることを推奨する。
では、本題に入っていこうと思う。


ジャニーズ問題とは?


ジャニーズ問題…それは今年3月、イギリスBBCが日本を代表するアイドル事務所、ジャニーズ事務所の元所属タレントの証言の元、事務所の創業者である故ジャニー喜多川氏(以降、ジャニーさん)が複数のジャニーズJr.の少年たちに性加害をしていたという番組が発信された。
以降、元所属タレントが「自分も被害に遭った」と多くの声が相次いでいる問題のことである。

2023.8.29、事が大きく動いた日


2023.8.29の午後、再発防止チームによる記者会見が行われた。
被害に遭った元タレント達の声を基に調査した結果、ジャニーズ側がジャニーさんによる性加害があったことを認めたという。
ジャニーズ問題に対して今まで沈黙を貫いてきたメディアもトップでこの結果を報じたのだった。
再発防止チームが作成した資料だと、この事件が発生した原因はジャニーさんの性嗜好異常、メリー氏(以降、メリーさん)による隠蔽、事務所の不作為、権力構造、同族経営などにあるようだ。
そしてこの問題の共犯者とも言えるのがメディアで、この問題について沈黙を貫いていたことにより事態が悪化したとも言っても過言ではないらしい。
そしてこのニュースはトップで報じられ、メディア各社は今まで沈黙を貫いてきたこと、大々的に報じなかったことを謝罪した。
トップで報じられたこともあってか、この問題をより多くの人が耳を傾けることとなったのである。

記者会見、調査結果を見て僕が思ったこと

僕は前々からジャニーさんが性加害をしているという噂を耳にしてきたことがある。
週刊誌では昔から報じられてきた内容ではあったし、元に1999年に週刊文春が報じたジャニーさんの性加害疑惑を事務所側が名誉毀損で訴えていて、ジャニーさん本人は否定していたものの、被害者による証言の真実性が認定され、結果的に敗訴しているからだ。
そのニュースを当時、TVなどのメディアが世間に流していれば、事がこんなに大きくなる事もなかっただろうし、傷つく人も少なかったのかもしれないと思う。
事が大きくなった現在、加害者であるジャニーさん、そして隠蔽していた疑惑のあるメリーさんは既に亡くなられているため、正直それが本当なのか疑ってしまう自分がいる。
真実は加害者からも聞かないとわからないだろうし…。
これを書いている今の僕は、正直被害者と加害者のどちらの味方にもなれない、複雑な心境でうまく結論が生み出せてはいない。
でも…、性加害関係無しにジャニーさんには感謝してる。
たくさんのアイドルを輩出してくれてありがとう、って。
僕が推しているKAT-TUNも、ジャニーさんが居なければ生まれなかったし。
ピンチで今までのスタイルが崩れていってる事務所だけど、これからも応援していきたい。

おわりに

ジャニーズ問題が明るみになって、事務所は変革期になっていると思う。
「ジャニーズは日本の恥」、「最低な事務所」と思う人も大勢いるだろう。
人それぞれ思うことは自由だが、1つだけ言えるとするのならば元タレントと、今所属しているタレントのことはどうか責めないでやってほしい。
たとえ同意して、被害に遭っていたとしても彼らに罪はないのだから…。
それが、僕の考えだ。
では、また会う日まで。

                                                 2023.8.30                                                                                                                                                                                                                                             yesterday.

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