まず手を動かすことから始まる無限の可能性。
こんにちは!
中庄の未来をつくる部 刑部渉です。
先日10/9(土)に初となる屋外チョキペタスをららぽーと豊洲さんにて開催いたしました。
今回のチョキペタスのきっかけを下さったのはSHIBUYA PUBLISHING& BOOKSELLERSのSPBS
TOYOSUさんです。
合同会社SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS(以下SPBS)は、2007年、奥渋谷とも称される渋谷区神山町で創業した、本と編集の総合企業です。ヒトとモノとジョウホウが行き交い文化が育まれる場所となり、「本と本屋の未来の扉を開く」をビジョンに掲げ、6つの事業と3つのブランド(SPBS、+SPBS、CHOUCHOU)を運営しています。
https://www.shibuyabooks.co.jp
チョキペタスの活動に興味を持って下さり、Twitterを通じてご連絡をいただいたことで今回のイベントが実現しました。
本当にただただ感謝しかありません…。
有難う御座います!
紙を扱う身として、本屋さんからご連絡をいただけたことにとてもご縁を感じ、今回のチョキぺタスを通じて紙の良さを知っていただける何かしらのきっかけとなってくれたらさらに嬉しいです。
そして、肝心の当日のチョキペタスはと言いますと…。
大盛況でした!!
一日曇りの予想で少々の不安があったりもしていたんですが、晴れ間の時間が長く暑いくらいでした。
そんな中でも子ども達の「楽しい!」や「もっとやりたい!」という声がとても嬉しかったです。実際の作業時間が25分と短かったのでこちらとしても申し訳なく、作品を持って帰って、続きをお家でやってくれていたら、なお嬉しいなと思います。
今回海が近いということもあり、突然の突風に見舞われることが多々ありました。そんなときに大活躍だったのがこの端材!!
四角くて、テープが貼ってあるやつです。硬いい板紙にチョキペタスカラーの紙テープを貼った簡易的な重しです。
いやー本当に作っておいてよかったと心の底から感じました。ただ置いてあるだけだと「これ何ですか?」「私たちのじゃないです!」と親御さんから疑問の声が出てくるのですが、一度風が吹くと「そういうことね!」に早変わりしました。
そして、置いてあると何となく愛おしく思えてきます…僕だけかもしれませんが。笑
チョキぺタスを実際に運用し始めてから約半年が経ちました。正直半年間の間でこんなに多くの方に参加していただけるようなワークショップになろうとは考えてもいませんでした。ましてやアトリエヤマダ代表の山田龍太さんにTwitterでお声がけいただいた約1年前には創造すらできていない光景が目の前に広がっていて、事ある事に、一人でしみじみとしてしまいました。
これから先の未来は可能性が無限に広がっていて、僕らが子どものころに想像していた「大人になって、会社に入ったらこんな風になるのかな?」というような姿とは、きっと違う未来を描くきっかけはそこらじゅうにあるのだと思います。
チョキぺタスの中でも「何をつくればいいですか?」「創造力がないから難しいな」という声が良く聞こえてきます。そんなときも「正解はないのでまずは手を動かしてみましょう!」というと、何となく気になる紙や端材を手に取ってみて、何かと何かを組み合わせていく事で、終わるころにはなんとなく形になっています。
チョキぺタスと人生を重ねるのはおこがましくて大変恐縮ですが、チョキぺタスを通じて何かを生み出す楽しさや自ら手を動かすなんとも言えない良さみたいなことを知るお手伝いができたら嬉しいです。
知っていることから、少しだけ勇気を出して知らないことに挑戦してみる。そして、その中でまずは手を動かしてみる。それが何になるのか?どうなるのか?そんなことは分からずともやってみる。そうすることで初めて見えてくる景色があるのだと思います。これは僕自身が中庄の未来をつくる部の活動を通しても得てきたものでもあります。
note、Twitter、インタビュー、ZINEづくり、紙の遊園地プロジェクト、チョキぺタス…etc
あげればきりがないくらいありますが、ムダなものは一つもありませんでした。それぞれが何かにつながり、新しい何かを生み出す接点になりました。
世の中に必要なことは次々に便利になり効率化されていきます。そうなると最終的にやりたいと思えることはムダなことになるのかもしれません。
便利を考えると競争に疲弊することが多いけど、ムダは永遠に追求できるという不思議な感覚。そもそもムダなことは自分が楽しくないとできないからこそ熱が生じ、いずれそれはムダではなくなるのだと思います。
来週の10/21(木)、23(土)には横山町と馬喰町を盛り上げる企画「いっぴんいち」にチョキペタスが参加いたします。問屋街を盛り上げるような活動にお声がけいただき、とても嬉しいです。またどんな方々と出会うことができるのか、今からワクワクしております。
11月末にはこの1年の集大成ともいえる「紙の遊園地イベント」を行います。中庄が239年間商いを続けてきた、日本橋馬喰町の地を盛り上げていけるようなイベントにしていくため、現在着々と準備を進めています。
「日本橋の地に新たな創造拠点となる発信地をつくる!」というコンセプトへの実現へ向けて、少しづつだけど進めていけたらいいなと思います。
そして、決して自己満足になるようなことなく、皆様に楽しんでいただけるようなものを生み出していきたい!
これからも皆さま宜しくお願いいたします!
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