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本当に大切なことは、人との関りの中で学んでいく【謝恩会係&娘の大親友親子から感じたこと】

ブラジルへの海外転勤が延期中、8歳6歳兄妹を子育て中のママライターほっぺです。

今週末は娘の卒園式。
兄と同じ4年制の幼稚園に通っており、計6年間お世話になりました。

何かと話題の多い「謝恩会係」に!

これまで私が持っていた「謝恩会係」のイメージは役員さん以上に大変だったということ。
自分の園に限らず色々なエピソードを聞くことが多く、真剣に取り組むあまり保護者同士でもめてしまったなんてお話を耳にすることも少なくありません。

そんなイメージから私は当初は遠慮していたのですが、お誘いをいただき年末からjoinすることに。皆さんに比べたらほんのちょっとですが、できる範囲でお手伝いをさせていただいてきました。

まだ終わってないし、直前になって問題が勃発するなど不安も多いのですが…
本当にやってよかったなぁと思っています。

係のママ達の能力の高さにびっくり

実際に携わってみて思うのは、正直やはり大変な係だということ。
考えることも実行することも多い!
通っている幼稚園は働くママが多いこともあり、今年の謝恩会係もほとんどが仕事を持っています。忙しい中で、日常に加えこれだけの業務をこなしている姿にまず頭が下がります。

印象的だった5つの力

①企画力

コロナ禍の状況で、どんな催しにするかのアイデアが素敵だった!
・これまでの発表会で踊ったダンスをグループごとに短く踊り、メドレー形式にする
・毎年の衣装をもとにした、特別な衣装も作成
・子ども達の将来の夢をインタビュー&メッセージカードをリレーしていくビデオレター
・ひとりひとり表紙が違う写真のアルバム作り
・例年は会場を借りて実施を縮小。食事の手配などをどうするか…など

②実行力
上記を形にすること。子ども達をいつどうやって集めて、感染対策を気にしながら練習させるかを始め、ダンス・衣装・撮影・編集・食事の手配などなど全ての準備とその段取りや分担を的確に進めていく様子が圧巻でした。

③コミュニケーション能力
幼稚園全体が関わってくる行事のため、先生方、保護者の方など様々な方面への配慮や交渉が必要。「この件はどのタイミングで誰にどんなトーンで話すか」という判断の的確さと、実際に”うまいこと伝える”交渉力の素晴らしさに毎回感心しました。
「この話はTOP判断が必要だから直接この先生に」とか「この話は、現場のことよくわかっている主任の先生にまず話しておいた方が良い」、会計関連などデリケートなことは保護者の方々にあらかじめお知らせを配布しておいた上で伝える…など、言い方が悪いかもしれませんが大切な「根回し」も、純粋に勉強になりました。

④事務処理能力
決まったことを表にまとめること、プレゼントや飲食物の発注作業など細かい確認が必要な仕事も多く、わかりやすい資料作りにも感動しました。
印象に残っていることのひとつは、小さな顔写真つきの名簿。
それなりに人数が多いため学年全員の顔と名前がパッと一致しない事も多く、ダンスの練習や衣装のためのサイズ測定時に大変助かりました。

⑤突破力+ポジティブマインド=楽しむ力!

こういったことに加えて今年集まったメンバーに対してすごいなと思うのは「楽しむ力」

トラブルが持ち上がった時も、悩みながらもすぐに思考を切り替え”どうやったらより良くできるか”をグループLINEなどで即座に話し合い、具体的に行動していく、その前向きさから学ぶことが多かったです。

謝恩会の出し物である子ども達のダンスの練習や準備も、係のみんなと集まってやると楽しい。

「謝恩会」とは先生方に感謝を伝えるための催しです。
子ども達がふたりがお世話になった幼稚園の最後の最後に、そのお手伝いをできること、そしてそれを通して素敵な仲間に出会えたことに、心から感謝しています。

皆を見ていて改めて感じた「キャリア=人生」

そんな中で感じたのが、毎週日本時間の木曜11:00~Clubhouseで定期開催している駐妻向けのおしゃべりroomで伺った

「キャリア=人生」という捉え方

でした。その時は

「会社などでの仕事や経歴とイメージしがちですが、「キャリア=人生」という捉え方をすると見える世界が少し変わるのではないでしょうか。

駐在に同行して海外へ行くことも、ご自身の立派な「キャリア」です。」

というお話だったのですが、こういった子どもの係などの経験もまた、立派なキャリアだと改めて実感しました。(詳しくは…↓)

ケンカしてもすぐに仲直りできる関係

TOPの写真始め、一所懸命準備していた娘

そして昨日は、国内転勤が決まった娘の大親友が親子で夕ご飯を食べに来てくれました。
私が謝恩会係に入れていただくきっかけを作ってくださったのも、このお友達のおかげです。

気づくといつも一緒、ふたりが楽しそうに笑い合っている姿を見るのが大好きでした。

ただお互い頑張り屋さんでしっかり者、気も強いからこそぶつかることも多く、最初のうちは目の前でケンカされると親としてはヒヤヒヤ…

昨日も一所懸命準備して色々なプレゼントを用意して楽しみにしていたのに、途中でふたりで大泣き状態に…。

こんなに大好きなことを知っているからこそ、最後かもしれないこの場でこんなふうにケンカしちゃうことや素直になれない姿がもどかしくて、私たちママふたりまでちょっと涙ぐみながらながらそれぞれの娘と話をしていました。

そしてちゃんとふたりで謝って、その後はすぐにまた楽しそうに遊び始めました。
ケンカしてもすぐ仲直りできる関係がありがたいし、良いところも悪いところも含めて受け止めてくれるママにも感謝しかありません。

昨日は別に兄妹喧嘩も勃発し落ち込んでいたのですが、

「そんなことを言いたいわけじゃないのについ口走って後悔しちゃうときって大人になった今でもあるよ~。まだ子どもだもん!色々な感情を学んでるんだなって微笑ましく見させてもらったよ。我が子だったらそんな冷静に見れないし、ありがたかった。」

という言葉に救われ、その視点にも学ばされました。
そして本当に大切なことって、大人も子どももやはり人との関りの中で学んでいくんだなと感じました。

3月は「別れの季節」。特に子どもたちが幼稚園に行くようになってから、毎年それを強く実感するようになりました。
離れていても繋がることはできる時代ですが、今当たり前のように過ごしている毎日がもうすぐ終わること、やっぱり寂しいです。

天気も心配ですが、良い卒園式になりますように!

お知らせ☆
今日も午前11時~開催です☆



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