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【レポート】「認定NPO法人フローレンス」に100万円を寄付いたしました。代表理事の駒崎さんとの対談動画。(2021年6月)

未来シフト株式会社(代表:鈴木実歩、以下弊社)は、「女性の社会進出が遅れている日本社会において、精神的かつ経済的に自立した女性を1人でも多く増やす」ことをミッションに事業を展開しております。

2016年から弊社が続けている「売上の一部をチャリティー活動に使う」一環として、2021年は700万円を女性を応援する活動や団体への寄付に充てることといたしました。(2020年に行った600万円の寄付レポートはこちら

2021年6月4日、認定NPO法人フローレンスへ、昨年に引き続き100万円の支援をさせていただきました。

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認定NPO法人フローレンスは、

『みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともに何でも挑戦でき、いろんな家族の笑顔があふれる社会』

をつくることを理念に掲げています。

病児保育、障害児保育、待機児童問題などを解決するための活動や、様々な困難を抱えている貧困家庭の子育て支援などをおこなっている団体です。

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今回、代表理事・駒崎弘樹さんに、団体立ち上げのきっかけ、活動内容や今後の課題等を鈴木実歩がお話を伺いしました。


立ち上げのきっかけ

ベビーシッターであったお母様から、駒崎さんが聞いたお話。

子どもが熱を出して保育園に預けられず、会社を休まざるを得なかった母親が、それが原因で会社を解雇となったという内容でした。

「子どもが熱を出して、親として看病するのは当たり前なのにもかかわらず、会社を辞めなければならない」という社会の理不尽さに憤りを感じたそう。

当時23歳の駒崎さんは、ご自身が立ち上げたITベンチャー企業を共同経営者に受け渡し、この課題に立ち向かうべくこの活動を始められたとのことでした。

活動初期の駒崎さんは、医者でもない、保育士でもない、子どもも居ない立場のため、周りからバッシングを受けながらも、理想の社会実現のために活動をし続け17年が経過。

今では日本で最大級の病児育児サービスを提供するとともに、待機児童対策、障害児や虐待児の支援、また貧困家庭の問題を解決する事業を行なっています。

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活動を開始して17年で変わったこと、変わらないこと

この17年間の中で、女性の活躍が国是になったことは大きな前進であります。

しかし、まだまだ「男女の格差は課題だ」と駒崎さんは言います。

女性の賃金は男性よりも低く、また男性の家事・育児の参加率は諸外国に比べ非常に低い状態。

「日本で使われていない資源の最たるものが女性です。こんなにも教育水準が高く、情熱があり、可能性があるのに、その女性たちの活躍を社会が抑制するのは大きな損失。」

女の子の子どもを持つ駒崎さんは、「女の子だからこれはできない、と言われない社会を作りたい」とおっしゃっていました。

「認定NPO法人フローレンス」代表理事・駒崎さんと鈴木実歩の対談(23分)↓


私たちにできること

駒崎さんにジェンダーギャップを埋めるために、私たちがすぐにできることをお伺いしました。

ひとつめは寄付。寄付は手っ取り早く、社会変革に寄与する方法です。

理想の社会の実現が早まることにつながります。

ふたつめは、私たち一人一人がロールモデルとなること。

例えば、フローレンスでは「ご主人様」「旦那様」という言葉は使わず、「夫」「パートナー」という言葉を使われるそうです。

「言葉の一つ一つの選択の中に作りたい未来のビジョンが込められると思います。」と駒崎さん。

実は、私たちが何気なく使っている言葉によっても、男女格差を無意識的に作っているのです。


「やらない善より、やる偽善」

日本では寄付することによって、偽善と思われるような風潮が時々あります。

しかし、駒崎さんは、「周りがどう思うかは関係ない。寄付という行動で世の中は変わることに間違いはない。」

「やらない善より、やる偽善」と力強くおっしゃっていました。

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今後の具体的な取り組みについて

直近としての取り組みは、やはりコロナ禍で困っている貧困家庭の支援。こういった民間の活動は諸外国と比べてかなり弱いのが日本。

国や自治体が追いつくのが遅いところをカバーして行きたいとお話くださいました。

今回も昨年に引き続き、フローレンスの活動全体へ100万円を寄付いたしました。

今回も寄付を通して、女性の活躍と子どもの支援に向けて寄与できたことをうれしく思います。

今後も未来シフトは、理想的な社会の実現に向けて活動される方々を引き続き応援して参ります。


今回寄付をさせていただいた
認定NPO法人フローレンスの情報はこちら

公式サイト
フローレンスの病児保育
フローレンスの保育園
障害児保育ヘレン
障害児訪問保育アニー
フローレンスの赤ちゃん縁組
子ども宅食

支援や寄付の活動レポートはこちら(2021年)

・「和歌山県かつらぎ町に”子連れでも疲れない観光農園”をつくりたい!」に100万円を支援(2021年4月完了)

・「活躍できる女性を増やしたい!!ストーリーを届ける参加型のデジタル雑誌の創刊!!」へ100万円を支援(2021年4月完了)

・シングルマザーの支援団体「特定非営利活動法人オリーブの家」に100万円を支援(2021年5月完了)

・貧困家庭の助成支援団体「NPO法人キッズドア基金」に100万円を支援(2021年5月完了)

寄付活動レポートはこちら(2020年)

シングルマザーの支援団体「特定非営利活動法人オリーブの家」に100万円を寄付(2020年6月11日完了)

DV被害者の支援団体「認定NPO法人 女性と子ども支援センター ウィメンズネット・こうべ」に100万円を寄付(2020年6月17日完了)

「認定NPO法人 フローレンス」に100万円を寄付 (2020年7月1日完了)

貧困家庭の学習支援団体「NPO法人 キッズドア」に100万円を寄付(2020年7月10日完了)

女性と子どもの支援団体「特定非営利活動法人 ウィメンズハウス・花みずき」に100万円を寄付(2020年7月10日完了)


未来シフト株式会社は、2016年から売上の一部を社会貢献活動に充てております。過去の社会貢献活動のレポート一覧はこちら

鈴木実歩のプロフィール・活動ポートフォリオのまとめはこちら。

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いつもたくさんの応援をありがとうございます。