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『同志少女よ、敵を撃て』

今年26冊目
audible12冊目
娘のライブラリーより

2022年本屋大賞受賞
第9回高校生直木賞受賞
第11回アガサクリスティー賞受賞
第166回直木賞候補(受賞は今村翔吾先生の『塞翁の盾』と米澤穂信先生の『黒牢城』なら、仕方あるまい~)

ロシア人の名前が果たして覚えられるか?
audibleで内容についていけるのだろうか?
15時間って聞き終わるのだろうか?と不安でしたが
その心配は全くなかったです。

むしろ、ナレーターの方の声の技のおかげで
人物像を追い易かったですし

内容は独ソ戦の話ですから

残忍な場面を文字で読むよりは受け入れ易かったと思います。

戦いの場面において
人の感情や死がどんなものになるか

世界で戦争が続いている今
お若い方たちがこの本を読んでくれるだけでも
平和の希望となるのではないかと思います。
高校生直木賞に選ばれたということは
高校生たち、すごい!とおばさんは感動します。

娘が入れてなければ自分では選ばなかったと思うのですが
物語のクライマックスは、心をつかまれましたし
聴いて良かったと思える本です。

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