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分岐してまた出会う

しばらくぶりの更新。色々あって簡単に書ききれないんだけれど、ちょっと向き合ってみる。

N中等部に入ったけれど?

娘はN中等部に無事入学した。10月中はオリエンテーションがメインだったけれど、10/27(木)から本稼働になったようだ。週に2回13時半から16時までZoomで授業。50人ぐらい一斉に入っているようだけれど、今のところ顔出ししているのはほぼいないみたい。いると思ったら、それはメンターだった。(あまりに若い)
ネット用語を教えてくれたり、google classroomの説明や、Slackの使い方、zoomは以前から使っているから慣れているものの、マニュアルを最初に完璧に理解したい娘にとっては心地良いみたい。私はマニュアルなど読まずにえいっ!とやってしまうから、娘からいつも反発を喰らうし、私は娘の堅実さにイライラしてしまうのだが・・・

やっと生活リズムのトリガーになるイベントが定期的になったのはいいが、結局この世界(オンラインスクール)は、どれだけ自分が主体的に活動するかにかかっていることを目の当たりにしている。

それは、普通に中学校に通っていたってそうなんだけれど、世の中の大半の子たちが在籍するマジョリティな世界では、活動してもしなくてもなんとなくレールに乗って目的地に運ばれる感がある。それは当の本人たちは気がついていないけれど、安定感のある風景だ。

と、ここまで書いて、これはただの私の思い込みかもしれないと気が付く。娘は主体的に活動しているように見えないけれど、まだ始まったばかり。それに、先日のプログラミングの授業は面白かったと言っていた。とりあえずしばらくは見守ろう。(いや、ずっと見守るだけで良いのだろう)

ワーケーション


飛行機から見えた富士山

娘と二人で東京に来た。私の出張に付き合わせたのだった。東京で大学生活を謳歌している次男とも落ち合って、2泊3日のワーケーションである。

なんたってN中等部。ネットに繋がるMacbook Airがあれば、日本中(世界中?)どこからだって授業が受けられる。
そして、大学生もまた、授業はほとんどがオンデマンドで後からも受講できるらしい。今回は家族旅行(いや、旅行では無いのだが。。。)のためにオンデマンド申請したみたい。

名誉のために言っておくが(笑)、日中はちゃんと会議参加し、夜に3人でTokyoを満喫した。あ、最終日はウェビナー参加にして、ちょっとウロウロしたけど。


修学旅行の王道

娘は今のところ、修学旅行に行かないと言っている。だから今回の旅はちょっと特別だったに違いないと勝手に思っている。思春期特有のぶっきらぼうさで楽しんでいるのかさっぱりわからなかったが、今これを書いている羽田空港で「またくる?」と聞いてみたら「うん」と一言呟いていた。

N中等部に入学したからこそ、来れた今回の旅。(私は仕事。シツコイ)その点について娘はどう思っているのやら。

分岐してまた出会う

やっとタイトルだ。私は家族が大好きなのだ。あ、夫とは10年前に離婚してしまったから、ここで言う家族は子どもたち。今回コロナの影響で3年ぶりとなった参集型の会議。次男がいる東京に娘を連れて一緒に行くには、なかなかの事務的なハードルがあった。

私は出張費で東京に行くが、娘は自費だから(当たり前)旅の予約がちょっと面倒だった。しかも次男が東京で合流。部屋が一緒で、それぞれの交通ルートが別々。

日中は私は仕事のため、いない間、あまり仲のよくない兄妹が東京の街を散策するための伏線張り。(あくまで本人たちが決めた体にしないと動かない)

最終日、チェックアウト後も私の会議は残っており、飛行機に乗るまでどうするのか。(結局私がウェビナー参加に切り替えてなんとかなった)

とまぁ、色々あったけれど、分岐した家族がまた出会った。活気ある東京の街で。これが何より私の幸せだと気がついたのは、ついさっき。

また来るよ。東京。


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