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農業初心者向け 直売所で販売するコツ! ③

こんにちは。農業経営サポーターの小川隆宏です。今回は”農業初心者向け 直売所で販売するコツ!”シリーズの3回目です。

直売所では切り売りされたハクサイやスイカはあまり見かけませんよね。カットすると鮮度が急激に失われることに加えて衛生上の不安もあって禁止している店が多いのです。この考え方自体は否定されるものではありませんが販売額を伸ばしたい方は別の視点を持つ必要があります。
例えばスーパーのハクサイは1/2か1/4にカットされています。スイカはさらに細かいでよね。国の調査では世帯人数の平均が2.2人水準となっており単身世帯も増えています。
東京などは世帯人数が2人を割っており、単身世帯が非常に多くなっています。
こういった少人数世帯では大きなサイズの野菜では余ってしまいます。

そのためスーパーは少人数の家庭に合わせた販売の仕方をしているのです。直売所でこれに対応するならサイズの小さい野菜がいいのではないでしょうか。サイズの小さい野菜はカットの必要がないことに加え、単位面積当たりの売上アップにも繋がります。どういうことかというとミニハクサイの栽培では通常の白菜に比べて2倍以上密植ができ、しかも一個あたりの価は通常の白菜の半値以上に設定できます。つまり単位面積当たりの売上が 一般的なハクサイを上回る理由です。ミニカボチャにしても一株に着く個数を通常のカボチャ以上に管理すると同じ理由で全体の販売額が増加します。できるだけ小さいサイズ、小さいロットでの販売が時代から求められているのです。

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TEL 080-3396-5399
MAIL t.ogawa19720117@gmail.com


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