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自分ファーストで選ぶ、本当の私に「似合うおしゃれ」の選び方

こんにちは!東京・飯田橋のパーソナルスタイリスト中野みおりです。図解でわかるおしゃれシリーズ第2弾、正しい「似合うおしゃれ」の選び方をお届けします。

そもそも何をもって「似合う」と感じるのか




さて、自分らしいおしゃれ・ファッションを楽しむためには、まず自分が何をもって「似合う/似合わない」と判断しているかどうかを知る必要があります。

(前回のnoteで似合うは自分基準と他者基準があるよという話をしましたが、今回は自分基準の似合うとは?を深堀しています。)

私が考える「似合う」には3つの要素があります。

  • 外見的(肉体)な要素・・・体型、肌色、顔立ちといった肉体的パーツに調和するもの(パーソナルカラーや顔タイプ診断でわかるものはここに該当します)

  • 環境的(シチュエーション)な要素・・・会社、結婚式、天気、気温など。TPOと近いですね。その場所や気候にそぐわないものは違和感を感じるでしょう。トレンド(流行)も環境的な要因ですね。

  • 内面(性格、キャラクター、好み)・・・マインド(考え方/捉え方)といってもいいかもしれません。地味な色の方が安心する、華やかな色が好き、といったように内面とマッチするものは似合うの大切な要素です。

とはいえ、人は環境に左右されやすい

似合うには3つの要素がありますが、そのバランスは人それぞれです。

例えば「毎日着物を着る」というライフスタイルは今のトレンドではなく、また呉服屋勤務で毎日着る必要がある…という方でなければ「内面」の好みやこだわりを重視していると言えるでしょう。

ただ、私が見る限り圧倒的に環境の要素が多数派と感じています。

通勤服ならまずは勤め先の環境や人、天気、通勤手段など似合う服を環境から選ぶ人が多いでしょう。職場で浮かないように、仕事の妨げにならないように、と考慮しながら選びますよね。

その「好き」や「似合う」は本音じゃない?!

さらに踏み込むと、内面・思考(マインド)も環境に合わせて変化していきます。会社員なら職場、育児中のママなら家の中など、時間が長ければ長いほどその環境に合わせていく(慣れていく)。

だから、内面といえど、実はその人の本心じゃないこともあるんです。

またお客様と話していて女性に強く感じるのは、母親の影響がとても大きいこと。母親に嫌われたくないのは子どもの生存戦略です。すると、母親に合わせた価値観や好みができあがります。

おしゃれすると「色気づいてる」と言われたり、買い物をして帰ってくると「またそんな高い服を買って…」「何着たって変わらないわよ」…。

そんな言葉が呪いのように纏わりついて、自分の本音を隠してしまうことがあります。

本当に自分らしいおしゃれは自分軸で選ぼう

では、どうしたら「本当に似合う」おしゃれができるのか?

それは環境に合わせてではなく、自分を軸に本当はどうありたいかで選ぶこと。

肌色に合うとか、診断うんぬんは後回し。年齢も気にしなくていい。こんな風になれたらいいな、こんな私だったら素敵だな、憧れのライフスタイルを送る私はどんな服を身に纏ってる?ぜひ、イメージしてみてください。

雑誌やブランドだけでなく、好きな映画やドラマから着想を得るのもおすすめです!

私はフリーランスの働き方に憧れていたので、長らくセックスアンドザシティーのキャリーをテーマにしていました。

「今の私ならこっちを選ぶけど、こっちの方がキャリーっぽいから試着してみようかな…。」そうやって少しずつ選択肢を増やして、自分の枠を広げてきたんです。

働き方、ライフスタイル、パートナーシップ…もしあなたが今「悪くはないけど、もう少しこうなればいいのに!」と変化を求めているなら、ぜひ外見を変えてみてください。

外見は内面より早く変えることができるし、周りが自分を見る目も変わる。

何より、いつもと違う自分自身を目にすることで「私ならできるかも!」とエフィカシーが高まるはずです。

「でも、どんなお店に行けばいいの?」「イメージはあるけれど、センスがない…」というお悩みには、プロに選んでもらうのもおすすめです。

ショッピング同行では予算に合わせて似合うコーデを靴やバッグまでセレクトします!服選びに自信がない方、お店の人と話すのが苦手…という方はぜひお任せくださいね♪

それでは、また!

みおり


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