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36歳。お友達が、できました。

物心ついた頃から、とにかく人付き合いが苦手。もちろん友達も少ない。夫や母親、身近な人には必ず言われる言葉は「本当に、(友達)いたんだね!」。いやツチノコかよ。

30代に入って年齢を重ねライフステージが変わってくると、大学や会社員時代の友人など付き合いの長い友人とも疎遠になることが増えた。

今だけなのか、これからもそうなのか。お互いに探り合って、気を遣い合って、それにも疲れてしまい、結局全て事後報告。

少し寂しいけれど仕方がない。夫にはなんでも相談できたから、まぁそれでいいや、と半ば諦め半分にそう自分を納得させていた。

どっこい、ここ半年くらいで「友達」の存在感が増してた。36歳、私の人生が始まって以来の大事件ですよ!

というのもここ最近、キャリアや自分自身の今後に迷いや不安が増えてきた。副業から始めたスタイリストの仕事も6年目。それでも仕事仲間に相談しないのは、彼女たちと会う時はピリッとした緊張感があるからだ。

迂闊に会おうもんなら絶え間ない写真撮影に付き合わされるか、ブランド物や高級ホテルのマウント合戦に巻き込まれるか、最悪サービスを売りつけられそうになるか。

いずれにせよ心中穏やかではない。もちろん信頼できる人もいるけどほんの一握りだ。

元々数が少ないのに、仕事繋がりの友人も、古くからの友人も、どちらも疎遠になってしまった。

じゃあ、誰と友達なの?実は、レッスンへお越しいただいたお客様と仲良くさせてもらっている。

ちなみにほとんどがツイッターから来てくださったお客様。私のツイッター運用は「ざっくばらん」。ファッションはもちろん、子どものこと、夫のこと、出かけた場所、仕事の悩み、なんでも垂れ流し。

正直なところこの運用はネット集客をしている人間としてあまり褒めたものではないけれど、おかげさまで私のことをよく知った上で来てもらえる方がほとんどです。

だから、レッスンが終わった後も一緒に食事に行ったり、お出かけしたり、気疲れしない心地いい関係が気付けているのかな。

ちなみに、同じSNSでもインスタグラムだとそうはいかない。写真がメインだから、一番きれいな上澄みだけを発信してしまう。

そうすると、やっぱりうまく自己開示できなくて、関係は深まらないのだ。その分、憧れを基点にしたマーケティングには向いてるのかもしれないけどね。

子どもがいる人、いない人、フリーランス、会社員、独身、離婚経験者、and more。仲良くしている方でも、共通点は思ったより少ない。

それでもあんな雑然としたタイムラインを見てくれて、さらにわざわざサロンに来ていただける間柄なのだから、何か通じるものがあるのだろう。そういう安心感がまた嬉しいのよね。

SNSはネガティブなこともたくさん目に入ってしまう。それでもわずかな光を辿って巡り会えるなんて奇跡じゃない?

普通に生活していたら絡み合うことのない人たちとの、知らない世界の話を聞くのはとても新鮮で、この上なく楽しい。

時に勇気をもらったり、励まされたりしているんだよ。今更だけれど、友達に救われているなぁとしみじみ感じている。

おかげでここ数年悩んでいたことが、少し前に進みそうです。ありがとう。

あ、そもそも友達って言っていいのかな?確認したことがないから、片思いかもしれない。まぁそれでもいいや、私の中では友達ってことにしておきます♡

それでは、また!









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