こめこー22歳で中途障害者になった私が社会人となるまで

5センチの脳幹にできた脳腫瘍により、手術後寝たきりとなった私が社会復帰するまであった記…

こめこー22歳で中途障害者になった私が社会人となるまで

5センチの脳幹にできた脳腫瘍により、手術後寝たきりとなった私が社会復帰するまであった記録を書きます。心と体のつながりを、自身の体験とあわせて書いていきたいです。

最近の記事

ことばのちから

リハビリ病院を退院した時の話。 1年以上入院していた私は、外の世界へでた。「嬉しい」それが当時の率直な気持ちだった。 これから、私の人生が新しく始まるんだと思っていた。そして近くのリハビリ病院に、通院することになった。 おそらく今考えても手術で脳を切り開くより、「社会に出るということ」が1番私には辛かった。 ーーーーーーーーーーーーーーーー もちろんお風呂になんて簡単に入れない、リハビリの椅子を買ってもらい、座らないと入浴ができなかった。 装具を片足につけて、装具

    • 決められたスケジュールとは

      私の中で「どうしたら、自分に無理なく物事を続けていけるのか」を考えることがあります。 これから、自分のした失敗例を書きます。 (※私の失敗なので、皆さんに当てはまるモノだと思わないのでご注意を) ーーーーーーーーーーーーーーーー ・毎朝早起きをすること ・仕事へ行くこと ・好きな時間に何か好きな物を食べること 当たり前にこなされてる方も、もちろんいらっしゃると思います。 病院の入院生活が長かった私は、これらすべての時間が決まっていました。 6時に起床、8時朝

      • 普通の女の子=生きづらさ

        「無理してない?」そう言われたのが、私のきっかけでした。  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 私は手術後のリハビリで、足が不自由でもなんとか歩けるようになりました。 しかし、みんなのように走ったり階段を登ったり降りたりができなくなり、 左顔、首から下の右半身の身体の感覚がほとんどありませんでした。 音楽が人生の支えだと思っていたような私は、片耳が聞こえなくなりました。大好きだったギターも昔のように弾こうとすればするほどに、虚しさが私を襲いました。 激アツ

        • 「三日坊主」の私が、寝たきりから毎日リハビリができたわけ

          コーヒー時間というのは頭を整理させてくれたり、リラックスさせてくれる時間を与えてくれる。私にとってかけがえのない時間だ。 私は14時間の手術後寝たきりの状態から、現在歩いて職場へ向かっている。 毎日リハビリをやめることはなかった数年間。 なぜ続けられたのか、この記事には【大切にしていたモノ】を載せます。 続けることが苦手な方も、私の経験が誰かにとっての、何かになればうれしいです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー もともと私は、何かを習慣化することが、

          頑張り続けることが正解じゃない

          ネットが普及してとても便利な世の中になりました。 その反面、たくさんの情報が自分の中に入りすぎて「何が本当に欲しかったモノ」なのかわからなくなってしまいますよね。 たまにネットをみて必要ないのに、一人で勝手に気持ちが落ち込む。 私は最近、自分の中で気持ちが下がらないために、「自分時間」を多くとることにしています。 SNSをアンインストールしたり、何もない時間を積極的作ることによって、自分が本当に何がしたかったのか、自分と向き合うことができるなと実感しています。 スロ

          あなたは誰にもならなくていい

          いつも私は誰かになろうとしていた 「社会人にならなきゃいけない」「お金持ちでなきゃいけない」 社会というレールから外れたら、人生は終わるように思っていた しかし手術から4年経ち、ふと人生を振り返ってみると 私の無駄だと思っていた行動一つ一つが無駄ではなかったんではないかと気づく 人生というのは、小さい頃の自分が思っていたようにならないことが大半で、思うようにならないから「こそ」面白いんだと 思うように生きていたら私はきっと、今よりつまらない人生を歩んでいたし、つま

          私の頭の中の「デキモノ」

          私は、22歳のときに脳腫瘍であることを病院の先生から告げられました。 当時21歳の大学生だった私は、ギターを好きでしていました。ある日アンプから出た音が思うように聞こえにくいことから、耳鼻科へ行くことにしました。そこで、先生から言われたのは「就職活動のストレスかもね」という言葉でした。 そんなこともあるのかぁ、不思議に思いながら半年過ごしました。しかし一向に良くならず、それに加えて頭痛とむせてるような感覚が止まりませせんでした。最終的には入浴が思うようにできないほどに頭痛

          はじめに

          これから私が戦ってきた、幼少期の心の傷と病気(脳腫瘍)について少しずつ書いていきたいと思います。 脳腫瘍は、全摘出できておらずまだ私の頭の中に残っています。 これは私の人生録です。 寝たきりのリハビリそれを乗り越えて社会人となった私の記録を書きます。 たまにわたしの心にゆとりを取りたいときに作詞や気軽な記事を書きます、心をゆるーく読んでいただけると嬉しいです。 私も闘病中ブログに支えてもらったので、自分の記事が誰かの役に立てますように。 そして、これからの記事が読んで