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クラファンへの挑戦②|失敗したらどうしよう

前回のnoteの続き

「よし!クラウドファンディングだ!」と思い、勢いではじめた私ですが、『失敗』という言葉がチラつくように・・・。

失敗したときの、ありとあらゆるシュミレーションをし、どんどん落ち込み、ついには「なんて無謀な挑戦をしようと思ったんだ…あの時の自分を誰か殴り飛ばしてくれ」と胃が痛くなりました。

しかし、落ちるところまで落ちたら「世の中を変えるのは、違和感に気づいた人が、小さな一歩を踏み出したからだ!」と、偉人のような気分になったり、また胃が痛くなったり、情緒不安定すぎて自分でも引いてしまう。


そんなことで脳内グルングルンしてる中、いつしか思考は、

「失敗したらどうしよう」ではなく
「失敗しないために戦略を練ろう!」に、切り替わりました。


そこで、失敗するクラファンについて徹底的に分析しました。私が導き出した「失敗するクラファン」の特徴は以下の通り。

①そもそも何がしたいのかわからない
②何を伝えたいのかわからない
③片手間にやっている
④スタートダッシュが弱い
⑤周りをうまく巻き込めていない

「失敗するクラファンの特徴」から、練った戦略

失敗するクラファンの特徴①何がしたいのかわからない

戦略→『何がしたいかわからないクラファン』の特徴として、「うまく言語化できていない」「言語化するポイントを間違っている」ということが挙げられます。

今回のクラファンでは、ヘッダーの文言は、クラファンの目的と支援金の使い道を言語化することにしました。

クラファンの目的と、支援金の使い道がファーストビューで伝わらないと、クリックすらしてもらえないのでは?と考えたからです。

クラファンヘッダー

目的『主婦が自分のキャリアについて考えるキッカケをつくりたい!』

支援金の使い道『主婦のキャリアに役立つ冊子を全国に配布したい』
これに決めました。

失敗するクラファンの特徴②何を伝えたいのかわからない

戦略→失敗しているクラファンを一つひとつ見ていくと「で、結局何を伝えたいの?」というものが多いように感じました。主旨や目的がしっかりしていても、それを言語化して落とし込まないと、伝わるものも伝わりません。

そこで経営理念を考えるように、ビジョンを言語化することからはじめました。

今回のクラファンでは▼
『主婦の期間はブランクじゃない!主婦の期間もキャリアの一部!』
こうすることで、伝えたいことが明確になり、ブレることなく、また共感を得ることができます。

さらに、文章だけだとイメージしにくいのでは?と思い、漫画を作り視覚的にも伝わる工夫をしました。

クラファンページにも入れた漫画


失敗するクラファンの特徴③片手間にやっている

戦略→分析をしている中で気づいたのは、「このクラファンは本気出してやってるの?」というものもあったこと。
失敗したときの予防線を引いているような文言がチラつくもの、主催者自身の、クラファンに対する熱意を感じないものなど。

これはクラファンに限ったことではなく、片手間にやってどうにかできるほど、人生もビジネスもクラファンも甘くありません。

あと、本気で取り組まないのは見ていてカッコ悪いので、本業をこなしつつ、クラファンにも本気で向き合いました。きっと、熱すぎて見ている人にはウザく感じられたかもしれないし、しつこく感じた人もいるかもしれない。

だけど、自分がやると決めたことは、多少カッコ悪くてもやり切らないと意味がない。熱いくらいがちょうどいい。

失敗するクラファンの特徴④スタートダッシュが弱い

戦略→クラファンの一番盛り上がるタイミングって、スタート時だと思います。開始前に、いかに多くの人に周知してもらうか。私は、このスタートダッシュに全ての力を注ぎ込みました。

  • 友人、知人にLINEをしてお願いしまくる

  • お取引のある企業様へ、ちょこちょこアピールする

  • 自分の住んでいる自治体に、iPadを持ってクラファンの説明をして回る(私の営業力がなさすぎて、怪しげな人物認定されて終わり。)

  • メルマガで配信

  • Twitterではじまるよーーーー!と告知

友人知人も、突然のメッセージだったにもかかわらず皆応援してくれて、開始前にはスマホやパソコンの前でスタンバイしてくれる人まで…

そうこうしてるうちに、
一般社団法人プロティアン・キャリア協会様
株式会社morich様
4designs株式会社様
一般社団法人終活協議会様

がバックアップ企業として手を挙げてくださいました。


その後も、LOF ホテルマネジメント日本法人社長の薄井シンシア様がアンバサダーとしてジョイン。ホテル宿泊の特別リターンの提供をいただきました。さらに株式会社WARC 鈴木祐美子様もアンバサダーとしてジョインしてくださいました。

失敗するクラファンの特徴⑤周りをうまく巻き込めていない

戦略→自分だけでどうにかする力って必要だと思うのですが、ときには『巻き込み力』みたいな、周りをうまく巻き込める人って強いと思う。

特にクラファンは、どれだけ拡散してもらえるか、周知してもらえるかが肝となってきます。私はスタート前にクラファンの主旨に賛同し、協力してくれるメンバー集めから開始し、実際メンバーが集まりました。

それでも2:8の法則で、自ら能動的に動いてくれる人、受動的な人が出てくることは想定済みです。
『2:8』を、『3:7』、『4:6』にしていくためには、誰よりもリーダーが一番動く姿を見せていくこと。自分はそこそこしか動いていないのに、メンバーにお願いばかりするのでは辻褄が合いません。

周りを巻き込むためには自分が一番動くこと。動き回るとつまづいて怪我もしますが、怪我も何度か繰り返すと治癒力が早くなる気がします。

クラファン開始前、直前、スタート時には、ブログを書いたりSNSでの発信を頻繁に行いました。

社会問題に少し切り込んだ今回のクラファン。
共感し、応援してくれる人もいる中、1〜2割から批判的なメッセージが届くこともありました。

1〜2割のメッセージにいちいち凹むのはコスパが悪すぎるので、8〜9割の応援してくださる方々へ誠心誠意、全力で対応しようと決めました。

気づけば、クラファン開始直後に、ものすごいスピードで拡散され、結果・・・

開始24時間で、目標金額を大幅に上回る200%を達成。その後も勢いは止まらず、300%達成しました。

(スタートから支援がどんどん集まったときの様子については、次回noteにします!)

失敗したらどうしよう?ではなく、失敗確率を下げるために考える

今回クラファンに挑戦して思ったことは、「失敗したらどうしよう?」と考え、妄想を繰り広げることが、いかに無謀で無意味な時間であるということ。

その思考をとっぱらい「失敗確率を少しでもさげるために、どうするか?どう行動するか」を具体的に考え動くことで、光は見えてきます。

うまく言えませんが、自分が始めたことを少しでも成功にもっていくための『どうにかする力』みたいな推進力は、これからも持ち続けていたいなと思います。


次回は、
『クラファン直後のドタバタと、支援が集まり始めたときの様子』について書こうと思います!
おっしまーい!^^


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