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二律背反する感情を受け入れよ

皆さまこんにちは。
ミライジク運営者の秋山です。
本日は私がコーチングを受けた感想を話していきます。

私がコーチングを受けて感じた変化や実体験をシェアすることで、

・コーチングについてどんな効果が期待できるのか理解を深めたい方

・コーチをつけるイメージを掴みたい方

の参考になればと思っております。

それではさっそく話していきます。

■二律背反とは

「二律背反」という言葉をご存知でしょうか?

「二律背反」とは、

どちらも妥当な命題同士が、互いに矛盾する状態にあること。互いに矛盾する二つのものが存在すること。
※コトバンクより引用:https://kotobank.jp/word/%E4%BA%8C%E5%BE%8B%E8%83%8C%E5%8F%8D-110704

という意味を指します。

哲学者カントの言葉が語源から来ている通り、一見小難しさを感じますね。

それでは私達の私生活において、二律背反している状態というのは一体どのようなことを指すのでしょうか?少し見ていきましょう。

・ダイエットはしたいのだけど、運動はしたくない
・家族との時間をとりたいが、仕事が忙しいので身体を休めたい
・利益を追求しなければならないのに残業は減らさなければならない

私自身、哲学に精通しているわけではないので、これらの状態を深堀りすることは避けますがコーチングのセッションでは、よく起こりうる状態[テーマ]です。

そんな私が受けたコーチングセッションでは、まさにこの「二律背反」という言葉を象徴しているセッションであったといえるでしょう。

■第一回セッション

◉テーマ:

①家族・パートナーとの付き合い方
②キャリアの方向性を定めたい

◉セッションを通して気づいたこと:

この回は2つの軸で別テーマを扱っていますが根本の想いは同じだったかのように思います。

・大切にしたいという気持ちがあるのに周囲の関係性をなおざりにしてしまう。
・関係性が深ければ深いほど扱いがぞんざいになってしまう
・仕事についての勉強をしなければならないが、本当にやりたいことを探す時間もほしい。
・やりたいことを見つけたいが別キャリア(業界)に行くことが不安

私がこのテーマを扱った背景はこのようなところでしょうか?

まさに2つの矛盾する感情がせめぎ合っているサマが見て取れるかと思います。

私はこの時、このような感情をどちらかに決めなければならないと感じておりました。
また、「大事な人を素直に大切だと思えないなんて、なんて人でなし何だ!!」と自分を責めたこともあります。笑

しかし、コーチングでの捉え方が変わります。例えば、、、


・この2つの感情が意図する肯定的な主張はなんでしょうか?
・第3の選択肢があるとしたらどんな感情があるでしょうか?
・それらの感情を客観的に捉えたときに感じることは何でしょうか?

人間の感情は自動車のアクセルとブレーキのような関係性だと思います。

私達には前に進む為の感情(アクセル)があれば、それを止める感情(ブレーキ)もあります。

そしてその両方が同時に必要な存在なのです。

新車を買いたい時、ブレーキの付いていない車がほしいという方はいませんよね?
(もしかしたら世の中にはいるのかもしれませんが、、、一般的に。)

ブレーキが車を停める、減速するという必要な機能を持っているように私達のマイナスの感情(不安、恐れ)にも意味があります。

私がテーマの背景で述べた二律背反する感情ではどちらか一方を否定するのではなく、どちらも受け入れることで、結局どちらを選びたいのか選択する余裕ができたように感じます。

内容は割愛しますが、私の強みや「将来どうありたいか?」の思考を深めていった結果、心と身体の健康をサポートしたいという想いから「ヘルスコーチ」を目指すという決断をセッション内でしました。

これが私がコーチとしての道を踏み出す一歩目です。

◉アクション:
①ヘルスコーチのロールモデルを探す→YouTube、Google、書籍など

②ヘルスコーチに必要なスキル
ースキルを列挙する
ースキルの分野分けをする


これらのアクションを通して未来で在りたい姿の解像度をあげるというプロセスを1つずつ行っていきました。

シンプルなアクションには見えますが方向性を絞ったことで理想の自分との差分もだんだんと明確になっていったことを覚えています。

■終わりに

いかがだったでしょうか?
形、名称こそ違うにしろ私が「コーチ」としての生き方を決めた挑戦はここから始まっているような気がします。

皆さまも2つの相反する感情によって行動するのが怖い、そもそもチャレンジを辞めてしまうという判断をした経験はありますでしょうか?

「やりたいと思っているのにやりたくない」一見、不思議な言葉に見えますが往々にして発生する感情だと思いますし、私はおかしいことだと思いません。

ぜひ2つの感情を素直に受け入れてあげて、「その上でどうしていきたいのか?」を考えてみるのはいかがでしょうか?

今日はここまで。

皆さまはこの記事を読んでどう感じましたか?
役に立ちそうな学びがあったとしたらそれは何でしょうか?

少しでもお役に立てたのなら幸いです。
ありがとうございました。

■この記事を読んで興味を持っていただいた方

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