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中間反抗期について読んだ育児本【2】

ここ4年くらい育児本は読んでいなかった気がします。

前回読んだのは、4年前。
息子年少、娘0歳の時に、大した赤ちゃん返りもなく妹を可愛がり、母を困らせることもなかった息子が、「お母さんは息子くんと娘ちゃん、どっちが好き?」と言い出した時です。
娘、5ヶ月くらいのときでしょうか。
そうか・・・。お母さんと一緒に妹を可愛がりながら、そんな気持ちを募らせていたのか・・・。と反省したものです。
下の子が生まれて、上の子が不安定になるのは有名な話ですから、その時はすぐに対応し、また夜に育児本を何冊か読んだりしました。


私は大学で発達心理学が専攻だったということもあり論文も読みましたが、子供のいない大学生の頃から育児本を読んでいました。
大学の図書館にあったものはほとんど読みましたし、20代は図書館の本、書店の本、100冊以上はもちろん読みました。

もちろん、育児本を読んだから育児がスムーズにいくと思っていたわけでもなく、その頃は自分が母親になれるかどうかもわかっていませんでしたが、育児本を読むのが好きだったんだと思います。
完全に趣味です。

たくさん読んで、その中に共通するエッセンスみたいなものを見つけたいとも思っていました。


その中で、妊娠中に出会った佐々木正美先生の「子どもへのまなざし」は、まさにバイブル
手元に置いて背表紙を見るだけで、温かい気持ちになるし心を正すことができます。
佐々木正美先生の子どもと母親へのまなざしは常に温かく言葉もとても優しいですが、内容は厳しく、育児への姿勢を正してくれます。

ぜひ一家に一冊!

育児本を読んでいる暇なんてない!選んでいる暇なんてない!という方には、佐々木正美先生の本をオススメします。
「子どもへのまなざし」は文字も小さくページ数も多い育児書ですが、もっとわかりやすい図解も入った文字の大きな本もあります。


育児で悩むと、まず佐々木正美先生の本を手にとるのですが、他にも何冊か読んでみることもあります。

今回も何冊か読んだので、参考になったものをご紹介したいと思います。


「はじまりは愛着から 人を信じ、自分を信じる子どもに」佐々木正美

子どもは幼いときから、依存と反抗、言葉をかえますと、「甘え」と「わがまま」を繰り返しながら、自立していきます。

「はじまりは愛着から 人を信じ、自分を信じる子どもに」佐々木正美

心の底から信じたいと思っている人にだけ、思いきり甘えたりわがままを言ったりして、自分への愛情をたしかめようとしています。

「はじまりは愛着から 人を信じ、自分を信じる子どもに」佐々木正美


「子どもの心の育てかた」佐々木正美

子どもの反抗は、喜ぶべきものです。
「だって」が始まったら、「やっと来たか」と、その後の成長を楽しみにしながら接しましょう。   

「子どもの心の育てかた」佐々木正美


「子育てハッピーアドバイス」明橋大二

子どもの心は、甘えと反抗を繰り返し大きくなる

「子育てハッピーアドバイス」明橋大二

10歳までは徹底的に甘えさせる。
そうすることで、子どもはいい子に育つ

「子育てハッピーアドバイス」明橋大二


また、「子どもと生きる・あまえ子育てのすすめ」澤田敬 という本も、どこを抜粋したら良いかわからないくらい、全編通じてとてもためになる本でした。


反抗期とは自立の時期だとは思っていましたが、中間反抗期も同じだと思います。
甘えと反抗を繰り返しながら少しずつ成長していくのだな・・・と感じました。

今、息子は反抗は少しおさまりました。
その変わり、甘えてくるようになりました。
中間反抗期に入る前よりも、抱きついてきたり、一緒に寝よう!と言ってきたり、わかりやすく甘えてきます。

「うるせー!」などと反抗していた息子が甘えてくると、何だよ・・・さっきまでは悪態ついてきたのに・・・とつい思ってしまいますが、心の成長という大変な渦の中を息子は泳いでいるのかもしれないなと、今はすべてを受け止めています。


息子の中間反抗期については、こちらのマガジンでまとめてあります。




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