Webメディアを次元で表してみる

Webは豊かな表現ができます。文章一つとっても太字にしたり、色をつけたり、プログラムの部分に特定の表記方法を用いたり。

ふと思いついたので、Webで使える表現方法を次元という言葉で表現したいと思っています。

たとえばここにある文章(文字だけの表現)は一次元です。見る人は文字を順番に追いかけて、必要な情報を取り入れます。数学的にはX軸だけという線の状態です。文字の装飾や色付けなど、文章にアクセントや意図を付け加えられるのはWebならではの文字表現ですが、ここでは一次元の枠内とします。

文章に図や画像が加わると二次元になります。読み手にとっては、情報を正確に理解するのは容易になりますが、作り手にとってはやや大変な準備になります。noteの1つ1つの記事にそれぞれの挿絵を入れていらっしゃるライターを心から尊敬します。

Webメディアの場合、次に加わる軸は時間、つまり動画になります。ここをWebメディアの三次元としたいと思います。音声という要素も追加されますが、ここでは大きな軸のひとつからは外します。ここから表現が一気に豊かになります。作り手の意図はほぼ正確に伝えられると思います。

そして次の次元がVRなどによる立体空間の実現です。2020年からは5G通信も本格化するとのことで、場所そのものが転送されるといっても過言ではないかもしれません。Webメディア四次元の始まりです。個人がWebコンテンツを作るのは容易ではなさそうですが、360°カメラやYou Tubeの360°動画アップロードなど、確実にその土壌は整いつつあります。


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