考えていることをここまで素直に言えたのは初めてです編～ミライフ面談レポート⑫～
今回は、現状の仕事にもやもやされていた方との面談をご紹介します。その方は、大手からの転職活動を経て、新たなチャレンジをはじめられたものの、今の会社の方針にもやもやされていた方でした。
どんな思いでキャリアを歩んでこられたのか、今どんな思いでいらっしゃるのか、面談されている方の言葉を拾い、言語化しながら、丁寧に深ぼっていきます。
「転職活動中は、自分に合ってることは何か？に向き合ったんですね。」
「想いをもって、転職活動も乗り越えて、今どんなお気持ちなんですか。」
「現職ではいまどんな指標を追ってらっしゃるんですか？」
この人は何を大事にされているか？何に悩んでいらっしゃるのか？仕事では、何を目標にどんなことをやって、そのどれに、もやもやされているか知りたかったそうです。
お話を丁寧に紐解いていっていくと、面談されていた方からこんな本音が漏れました。
「カスタマーに嘘はつきたくない。ただ、結果的にそうなっているもどかしさが心のどこかにあるんです。今の会社に恩義はあるだけに苦しいんです。
目の前の顧客を幸せにしたいんです。正しい顧客にサービスを売りたいし、役に立つことやっているね！といいたいです。」
そして、「ここまで考えていることを素直に言えたのは初めてです。」と言っていただきました。面談していく中で、晴れ晴れとした表情をされていたのもとても印象的でした。
ミライフのアドバイザーがどんな想いで面談しているのか、ポイントを聞きました。
我々は面接官ではないから、その方の長所やスキルだけではなく、苦しんでいる方には、誰にも言えず我慢していた感情、苦しんでいる感情なども丸っとお聞きして抱えてあげるようにしている。
ニュートラルな状態の方には、何が熱中できるか一緒に探っていくんだけど、誰にも吐き出せないようなマイナスな感情がある方は、その感情を抱えたまま熱中のほうにはいきにくい。だからまずはマイナスの感情をニュートラルに戻すというところが大切なんだよ。
ポジティブなことも、ネガティブなことも、その人自身。人だから弱いところもある。だから全部吐き出してもらったうえで、現状の感情を受け止めるようにしているよ。一人でも聞いてくれる味方がいると心強いよね。関係性構築はすべての土台だからね。
強みや、自分自身の経歴だけではなく、内面の感情まですべて受け止め、理解したうえで、次のキャリアをご提案していく様子がとても印象的でした。
関係性構築編はこちら。
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※こちらの記事は、2021年2月4日に投稿したものをリライトしています。
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