見出し画像

FPが「NISA」について解説する!②一般NISAとつみたてNISAの変更はできる?

基本知識

NISAとは、一定の範囲で購入した株式や投資信託などの金融商品から得られる利益が非課税となる制度ですね。
NISAには、一般NISAつみたてNISAジュニアNISAがあります。
一般NISAは、株式・投資信託等を年間120万円まで購入でき、最大5年間非課税で保有できます。
つみたてNISAは、一定の投資信託を年間40万円まで購入でき、最大20年間非課税で保有できます。
ジュニアNISAは、株式・投資信託等を年間80万円まで購入でき、最大5年間非課税で保有できます。
ただし、ジュニアNISAが利用できるのは未成年のみですが、2023年で廃止が予定されています。

一般NISAとつみたてNISAの違い

両者の違いは、上述した投資金額や投資期間の違いのほかに、投資対象の違いがあります。
一般NISAは、一定の範囲の株式・投資信託等であれば自由に購入できますが、つみたてNISAは金融庁が指定する一定の投資信託に限られています。
つみたてNISAは、少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度だからです。
一般NISAつみたてNISAを同じ年に同時に利用することは出来ませんが、年単位で選択することができます

一般NISAとつみたてNISAの選択

1.一般NISAつみたてNISAを変更したい場合には、その年に既にNISAを使用していれば、翌年から変更できますが、10月から12月のうちに変更手続きが完了しておかなければなりません。
2.ただしまだ、NISAを使用していない場合には、その年から変更が可能です。
※変更というよりも、毎年どちらかを選択できると考えたほうがわかりやすいですね。
3.一般NISAからつみたてNISAに変更した場合、すでに一般NISAで所有している金融商品は、そのまま非課税として5年間運用できます。