SESへ移籍・転職を考えているなら見ておきたいポイント
こんにちは、ミライエの岡野です。
突然ですが、SESへの移籍/転職を考えている際、”見ておくべきポイント”をご存知ですか?
日本には10,000社以上のSES企業があると言われています。しかし大半は30人以下の規模の会社。転職活動のときに、どのSES企業を選んだらいいのかわからない、という悩みはよく耳にします。
今回は、10年以上のSESの会社を経営してきた経験に基づき、「転職のときにチェックしておくべきSESのポイント」をお伝えします!
まずは自分の”悩み”を特定しよう
いままで多くの候補者さんと採用のための面談・面接をしてきました。そこでよく聞く、SESでの悩みは以下の通り。
- 営業力が限られていて、案件の選択肢が少ない
- 取引する案件の単価が低く、給料も安い
- 景気が悪いときに会社の先行きが不安
- 取引先に偏りが有り、技術領域の幅を広げることが難しい
よくあるインサイトをまとめてみましたが、結局答えは「営業力が高い会社に行く」に終着しそうな気がしてきます。確かに、よくあるSESの採用のときの売り文句は「営業力が高い」というものです。しかし本当に”営業力が高い”のが良い会社なのでしょうか?
求人サイトでSES企業の求人票を見ると、十中八九、「営業力に自信がある」と書いてある印象です。上にも挙げたように、たしかに営業力が高く、情報量が多い企業であればそれを解消できる確率は高くなってきます。
しかし、見るべき場所は本質的にはそこではありません。
いくら営業力があり情報量が多くても、営業とエンジニアの連携がうまく取れていない会社だと、次のような問題が発生します。
・営業側に強制的に案件を決められてしまう
・アサインした後放置されてしまう
SESを経営する一員として、こういうことはどんどん無くしていかなくてはいけないとは思うのですが、業界全体としてはまだまだ珍しく有りません。
また、多くの会社は小規模であるSESでは、”営業力”の強化と一口に言っても、大企業や営業部隊を編成している企業にはかなわないのが現実です。
SESに転職する際に、チェックしてほしいポイント
一方で、SES企業に務めて経験を詰むことのメリットも非常に多くあります。
自社開発・事業会社の場合は、基本的に「決められた言語」で「決められたプロダクト」を長期間作り続けることになります。もちろんそれはそれで、一つのことを極める良い経験になるのは間違い有りません。
一方でSESでは様々な案件に関わりながら経験をつむことが出来るので、将来このようなキャリアパスを歩むことが可能です。
・将来的に技術力を生かして、管理職になりたい。
SESでは客先のプロジェクトマネジメントを任されるという経験を詰むことが出来ます。また、クライアントにとってのメリットと所属している自社の利益、両方を真剣に考える経験から、費用対効果・人日の計算にも鋭くなります。将来的にコードを書くだけでなく、マネジメントに向かいたい人には経験してほしい職種です。
・フリーランスになりたい。自由に働きたい。
フリーランスになる=オールマイティに対応できる能力が求められます。一つのコードを極めていることも強味ですが、多くのコード、プロジェクトに携わりながら経験を積んでいると、フリーランスに成ったときにITコンサルタント的動き方もできるようになりまさう。
・WEBサービスを作ってビジネスオーナーになりたい。
自分でビジネスを作り上げるうえで、多くのビジネスモデル・開発に触れたことがあるのは強みになります。
この様な「SESのメリット」を社員が享受するために、ぜひチェックしておいていただきたいポイントが4つあります。
1. 案件の選択肢が多いか?
SESのメリットの一つは、数ある案件の中から自分の参画する案件を選べることです。しかし、SESの中には、営業担当者や管理部から自動的に案件が決められてしまい、自分の経験したい案件を選べない場合があります。将来フリーランスやビジネスオーナーを目指す場合は、案件の選択肢が多い、もしくは「社員が主体的に案件を選べる環境」を探すと良いでしょう。
2. 取引先に偏りはないか?
取引先に偏りがあると、「似たような案件が多くなってしまい選択肢が狭まる」「取引が終了した場合に会社の経営に影響が出る」などの問題が発生する場合があります。(もちろん、長期的なプロジェクトに腰を据えて関われるというメリットもあります!) SESは労働集約方のビジネスモデルなので、注意して見ておきましょう。
3. SES経験後のキャリアを考えられる環境か?
エンジニアとして、SES/SIer→フリーランスというキャリアパスを目指す人は多いかと思います。取り扱う案件の幅ももちろんですが、会社として独立を支援してくれる仕組みがある場所に所属をするとその後のキャリアパスのイメージがつきやすくなります。
4. 還元率を高くするための社内取り組みをしているか?
SESでの報酬は案件の単価に依存します。60万円の案件に65%の還元率で入る場合と、70%の還元率で入る場合では後者のほうが当然報酬は良くなります。還元率については、会社の固定費や必要経費が惹かれた上で決定されるので、「会社として還元率が高くなるよう努力をしているか?」についてもチェックをしておくのがおすすめです。例えばミライエでは、還元率を減らすため飲み会や忘年会など無駄な社内イベントを削減し、還元率のアップに成功しました。
ここまでお読みいただきありがとうございます。最後に少しだけ、弊社株式会社ミライエの宣伝をさせて下さい。
1. ミライエは、「案件の選択肢」に自信があります。
2. ミライエは、「取引先の偏り」がありません。
3. ミライエは、フリーランスになる人への支援制度を作ります
4. ミライエは、還元率を高くするため企業努力を続けています。
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