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教育のあり方はいろいろ

11月14日に書いたエッセイ「発達障がい児童の受け入れ」[https://note.com/miraie2017/n/neba7fed2f1ca]に対し、いくつかのご批判をいただいたので、こちらの場を使って反証したいと思います。

柔軟性のなさという特徴を持つ発達障がいの生徒が、一度覚えてしまった必ずしも理想的な解法を正せない姿を肯定しましょう、というのが同エッセイの趣旨でした。それに対し、正しい手順を教え込むべきであると何人かの方からご意見を頂戴しました。

そもそも教育って何を目的に行っているんでしたっけ?

すべての教育は子どもの自立に繋がるものであるできです。受験勉強で燃え尽きる子どもがいます。子どもの意思を無視し、子どもの活力をスポイルするだけの学習に、私たちは疑問を感じるわけです。

エッセイで紹介した生徒は、特別支援学校に通っています。恐らく、将来は障害者手帳を取得し、社会の支援を受けながら生きていくのです。その生徒には、テストで点数を取るためのテクニックや効率的な解法の習得は必要ありません。それよりも、決められたルールを愚直に続ける努力と集中力の方がより大切なのです。

学習塾でトレーニングを積んだ子どもが1分で答えが出せる問題を、その生徒は10分かけます。でも持前の集中力と根気でちゃんと正しい答えに行きつくのです。私たちはその集中力と根気を褒め称えます。

教育には、その子その子にあわせていろいろな姿があっていいのではないですか?


◆学習教室ミライエ
NPO法人子どもの未来を紡ぐ会が運営する学習教室ミライエは、①基礎学力と学習習慣の定着②自己肯定感の醸成 を指導理念に掲げています。
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