【イベントレポート】私たちの未来について語り合う!ミライブカフェに参加したみんなの夢や地球環境への想いとは?

今回のミライブカフェオンラインでは、「10年後の自分」「30年後の環境・自然」「100年後の地層処分」という3つのトークテーマについて語り合いました。ひとつのテーマに対し、ルーレットで選出された学生1名が発表し、さらに数名の学生がランダムで選ばれ、発表者と共に自由にディスカッションします。
当日の模様を、ダイジェストでお届けします!

トークセッション①「10年後の自分」

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最初のテーマは「10年後の自分」です。
発表者に選ばれた石井くんは「将来はエネルギー事業の仕事に就き、地元で働きたい!」と、生まれ育った地域への想いを熱く語ってくれました!また、将来のビジョンとしてエネルギー関連の洋上風力などの再生可能エネルギーを取り入れて、日本のエネルギー需給率を上げていきたい!と具体的なお話をしてもらいました!

トークセッション②「30年後の環境・自然」

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2つ目のテーマは、「30年後の環境・自然」です。
発表者に選ばれた小田島さんは岩手県出身で、東日本大震災に見舞われた際は、学校の校庭に避難した経験があったそうです。現在は仙台の大学に通い、教育学部で防災教育などを学んでいます。地震だけでなく台風や豪雨など自然災害が多い日本だからこそ、30年後には万全な対策を立て、被害を最小限に抑えられる手段を見つけたいと語りました。

トークセッション③「100年後の地層処分」

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3つ目のテーマ「100年後の地層処分」です。
発表者に選ばれたのはPRチームの野村さん!ご自身の活動でもSDGsなどに積極的に取り組んでいて、今回のテーマについても、「日本が掲げる脱炭素を達成するためには、原子力発電所は必要になると思う。でも、処分先が決まらなければ、廃棄物が増えていき、問題が大きくなると思う。」と冷静な意見を語っていただきました。
その他にも、参加者の皆さんから「宇宙産業の発達により宇宙へ廃棄しているのではないか」「放射性廃棄物自体が発生しない原子力発電技術が確立しているのではないか」など、さまざまな意見が飛び交いました。

トークセッション後には、ミライブカフェ参加者全員が参加する「ミライブクイズ」が行われました!3つ目のテーマで扱った地層処分に関するクイズを全部で5問行い、参加したみんなとワイワイ盛り上がりました!

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オブザーバーからのコメント
参加者の熱い想いや未来への展望について、たくさんの意見が飛び交ったイベントの最後には、オブザーバーのお二方よりコメントをいただきました!

経済産業省の青田さんのコメント
「エネルギー行政に携わり実感したことは、難しいと思っていた技術が数十年後には商業ベースで利用されているということです。不可能ではないことを実感しました。未来に向けて、今できることはしながら、新たな技術や他の手段などあらゆる可能性を考え続けることが重要だと思う。」

クリエイティブディレクター尾坂さんのコメント
「素直にこのイベントはいい取り組みだったなと感じました。今回は地層処分というテーマでしたが、こういった議論する場があることで、自分の未来を見つめ直したり考えたりするきっかけになればいいなと思います」

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今回はみんなの考えや思いを聞けてほんとうに充実していました。
普段は、未来について語り合うってあんまりなかったのですが、
こういう機会だからこそ、「対話すること」の重要性を感じました!
今回はコロナの影響もあってできなかったけど…次回のミライブカフェは、
色んな価値観を持った学生の皆さんと対面で実施できればいいなと思います!

参加してくれた皆さん、企画運営してくれたみなさん、
本当にお疲れ様でした!

以上、イベントレポートでした!

ミライブに興味を持たれた方は、ぜひこちらもご覧ください
「柏崎刈羽視察交流会について聞いてみた!vol.1_企画発案者奥村さんインタビュー編
「柏崎刈羽視察交流会について聞いてみた!vol.2_参加者インタビュー編」

「ミライブ」ってなに?
私たちが参加している「ミライブ」は、原子力発電によって出た高レベル放射性廃棄物の地層処分問題について、より多くの人に知って・考えてもらえるように、全国各地の大学生と、専門家やクリエイターといった社会人が協働して活動していくプロジェクトです。
気になる人はこちらもチェックしてみてくださいね!
⇒ミライブ公式HP https://miraibu.go.jp/

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