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「太っているから嫌い」手紙から始まった私の体形コンプレックス

私は過食嘔吐とともに生きています。
そういえば、私が体形にコンプレックスを持ったきっかけをお話していませんでした。

始まりは小学1年生 友達からもらった手紙


小学校1年生の時、同じクラスのお友だちからお手紙をもらいました。
折り紙の裏の白い部分。
「太っているから嫌いです」
三つ編みのかわいい女の子が一緒に描いてありました。

授業も帰りの会も全部終わって帰り際、手渡しされました。
手紙の内容も、手紙もらった時の光景も目に焼き付いています。

自分が、周りの子と比べて体が大きいことは自覚していたけれど、それが「嫌われる理由」になるとまでは思っていませんでした。

「そっか、太っているって悪いことなんだ」
体形と自分の価値を結び付けて考えるようになったきっかけだと思います。

私に手紙を渡した子は悪いのか


私に「太っているから嫌いです」と手紙を渡したその子は、悪いのでしょうか。
その子が私に与えた影響はとても大きい。
大人になるまで私に呪いをかけていますからね。
子どもであったとしても、人に「嫌い」という感情をぶつけるのはどうかと思います。

ただ、子どもの無邪気さから来る残酷さ、私自身も持っていたかもしれません。
大人になった今も、無意識に誰かを傷つけているのかも。
そう考えると、コミュニケーションを取るのがすごく怖くなる。
でも、人が人と関わらずに生きるなんて絶対に無理。

これからも、体形について私は傷つく場面があるのかもしれません。
でもそれをどう受け止めるか、判断するかはもう私が決められます。
受け止めても大きな傷にしない。それが成長した私ができることかもしれません。

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