あなたのモチベーションを操っているのは誰?
自分の軸を持てば、いちいちモチベーションを振り回されない
◆喜びや悲しみの浮き沈みの基準が外にあった
今日は大富豪ファミリーのもとで言われた話です。
今でこそ『自分軸』や『他人軸』という言葉が普通に使われるようになって、その意味も浸透してきた感じがあるけど、私が知ったもう15年前というのは、こんな言葉ありませんでした。
モチベーション、つまり自分のやる気みたいなものはどんな時に出てくるでしょうか?
これから何かに向けて頑張ろう!と思う時?
楽しみな何かを見つけてそれに取り組む時が自然と湧いてきます?
一度ご自身にいつどんな時にモチベーションが出るか?もしくはそのモチベーションが上がったり下がったりするか?聞いてみてください。
私はというと、コツさえつかめば、自分の能力がめちゃくちゃ発揮されることに取り組む時は、モチベーションがかなり上がっていました。
単純に結果が出るということと、その結果に対して、誰かから褒められるというご褒美がセットされていたからです。
◆褒められるご褒美がセットされていない場合
コツさえつかんで能力が発揮されるものでしたら、嫌いという感情はさほど浮かばないものの、そこに「褒められる」がセットされていない時は、私の心の中に『どうせやったって・・・』という気持ちが生まれ、モチベーションが上がらないというようなことが起こり始めました。
さらに、もしその結果が褒められるようなモノでなかった場合(ミスをして望む結果を生まなかったなど)褒められるどころか、叱られたり責任を追求されたりした時は、モチベーションはもぎとられ、すっかり姿を消してしまうのでした。
でも、こういったモチベーションの有無や、どのレベルで維持しているか?に目を向けることなんて正直ありませんでした。
ただなんとなく、褒められたからまた頑張ろう!だったり、ただなんとなく、叱られちゃったからもうやりたくない!だったり、こんな感じでした。
◆一体あなたは何のためにやってるの?
そんな私を見て、大富豪であるメンターから言われました。
『そうやって誰かに褒められればモチベーション上げて、逆に叱られればモチベーション下げて、忙しいね?一体あなたは何のためにそれをやってるの?』
こんなこと、思ったこともなかったのでとても驚きでしたし、どういうことか?もたいして理解が出来ませんでした。
さらに、
『あなたがやった結果、誰かが褒めるかどうか?なんて関係ない。あなたがその結果を満足するのかどうか?しかない。誰かの評価を待って、その評価によってやるかどうか?を決めるようなモチベーションの扱い方をするんじゃない。他人に自分のモチベーションを左右されるな』
と、一喝されました。
◆何事も決めているのは自分
何をやるにせよ、やらないにせよ、どんな風にやるにせよ全部自分が決めているし、決めるのが当然だし、その決定権を他人に渡すなんて自分の人生ではない。
やることのモチベーションを左右されながら生きる人生なんて自分の人生とは言えない。
今までずっとその他人に明け渡して左右されてきた人生を生きてきた私には、すぐにそのことを理解して、自分に決定権を戻し、自己責任で動き出すことは容易ではありませんでした。
でも、その事実を知らなかった今までとは明らかに何かが変わり、少しずつ自分自身を信じて、自分の人生を動かしているのは自分と思って、選択し行動することが出来るようになりました。
◆私が手放し、新たに手に入れたものはなにか?
私がここで気づき手放したモノは
『人生の操縦権を他人に委ね続ける人生』でした。
そして新たに手に入れたものは
『自分の人生をいかようにでも創り出せる権利』です。
一度あなたも振り返ってみてください。
どんな時にモチベーションが上がって、どんなときに下がるか?
基準が外にありませんか?
そのモチベーションが上がるのは誰のために上げていますか?
いちいち上げたり下げたりしないとあなたの人生は素晴らしいものにならないのですか?
モチベーションは、自分のために操作するほうが、誰にとってもHAPPYです。
どんな結果であろうと、あなたが楽しんでやれる、頑張れることって、あなた自身が幸せですし、幸せなあなたがそこにいるだけで、周りも幸せになれるのです。
どうぞ、あなたのモチベーションをご自身がご自身のために管理できるようになっていってくださいね!
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