ブロックが手放せているかどうか?わかる時
◆内観をつづけていても状態がわかりません
内観を続けて、
あなた自身の思い込みを見つけて手放して、
新しい解釈を取り入れて自由になる取り組みをしていても、
本当に出来ているのか?心配になりますか?
私も、数々の手放しを行いながら、
この前手放したあれって本当に手放せてるのかな?
と思うことがあります。
もちろん、モノであれば、目の前から消してしまえば、手放したとわかりやすいですが、
意識という目に見えないものの手放しは見えないがゆえにわかりづらいものだと思います。
◆似たような出来事に出会ったとき
手放しをしているということは、
あなたはどこかのタイミングで「違和感を感じる出来事」があり、
その違和感がどうして起こるのか?を掘り出しているはずなんです。
だから、その書き出しをした時と似たような出来事が起こったときに、どれだけ前回と感じることが変わっているか?が見極めるポイントです。
私は幼少期のある体験がずっと根っこにあって、その体験に似たニュースを見聞きするたびに、悲しい気持ちになったり、当時のことを思い出したり、また母親のことを恨む気持ちが湧いてきたりしていました。
ところが、何度も何度も手放しを繰り返し、新しい解釈に変更し続けた結果、似たようなニュースを見聞きした時になにも感じなくなりました。
ニュースの内容自体は悲しいことではあるのですが、私自身が、そのニュースとの距離があるところで見ている感覚です。
以前はもうそれが目の前にあって、なんなら私自身がその現場に居合わせているかのような感覚だったのです。
その距離があるところから見ていられるようになったことが、この手ばなしが成功したと理解できる瞬間でした。
◆どれくらいかかるのか?
どれくらいかかるのか?は人によって違います。
もちろん、その信念の強固さにもよります。
ただ、続けなければ望む違う結果は得られません。
私はそのニュースに出会うたび、昔の出来事を思い出すたび、
そこで思っていた私自身への思い込みを手放す宣言をし、
新しい設定を唱えることをしつづけました。
人はみな、すぐに結果が出ることを求めたがります。
ダイエットを始めたとしても、結果がでるまでは日数が必要ですよね?
一日食事を減らしたところで翌日マイナス5キロなんてことないのに、まるでそうできるような商品に飛びつく傾向があります。
思い込みの手放しも同じです。
一回やったからといって完全になくなるわけではありません。
少しずつ継続して、やり続ければ、どこかで必ず信念が変わります。
時に、一瞬で信念が変わることがあります。
それは、感情を大きく揺さぶるようなありえない級の出来事が起きた時です。
例えば九死に一生とか、病気で余命宣告を受けるとか。
そのような時は、一瞬で信念の書き換えが起こります。
ただこのような一瞬で起こることは、一瞬でもとにも戻りやすいということを併せて理解しておいてください。
病気がもし、治って余命宣告を取り消された場合とか、もう安心の領域に入ってしまったので、信念を変えて生きる必要がなくなったということで、もとに戻ってしまうことがあります。
◆期間がかかったとしてもやる
この内観~思い込みの手放しの作業は、正直地味です。
あなたの内面を見にいくことは、もしかしたら見たくないあなた自身を直視することになるかもしれません。
というより、それをしなければ、手放すべき思い込みを見つけ出すことができません。
そして、今すぐやらなくても、たとえ一生やらなくても生きていけます。
どんな状態か?は別として。
だから、取り組んでやろうとする人が少ない。
そしてやり続ける人ももっと少ないのです。
でも、私からしたら、もう手放すものがそこに出てきていて
それをただ似た出来事が起こるたびにやり続ければいいだけのことなのに、
やらないなんてもったいない!です。
手放すべきものを掘り出して、完全に手放すまでやり続けることです。
◆見たくないあなたを認めるのが内観の第一歩
内観すると、誰にも言えないような気持ちや、欲が見えたりします。
これは、持っていてもおかしくありません。
それを持っているから今まであなた自身を守って生きていたからです。
でもこれから、その現実ではないあなた自身の現実を創って未来を生きるのなら、違う現実を創れる信念に変えていかなければなりません。
まず、内観して、どんなあなたであっても受け入れましょう。
そして、その信念を手放すかどうか?決めて、新しい解釈を取り入れ設定していきましょう。
見たくないあなたを見て、
受け入れ認める小さな行動が、
未来を変えていく大きな一歩です。
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