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先生の仕事は子どもの花を咲かすこと

先生という仕事と聞くと
何か教えきゃ、間違ったことをしたら叱らないと、
トラブルを起こさないようにしてあげなきゃ、、と
ついつい、いろんなことを考えてしまうけど、

一番は、子どもたちの花を咲かすこと
いやいや、子どもたちの花が咲くのをお手伝いする
イメージかなと思っています。


子どもたちはそれぞれ、
生まれ持った個性という種をもっていて、
それを、大事に大事にお家の方が
小学校に入るまで育ててくださっていて、

そんな大事な大事な種がもっと育っていくように
お手伝いする存在でいたいなぁと思っています。


それも、窮屈な花壇に入れて、
みんなおんなじ向き、おんなじ種類の花で
おんなじ大きさになるように育てるんじゃなくって

広くて、日当たりがいい、寝っ転がりたくなるような野原に
それぞれ、好きな場所、好きな色、好きな大きさで育っていける
そんな大きくてあたかかな場所。

時には、強い風が吹く日、強い雨の日があるかもしれない。
ぽきっと折れてしまう日があるかもしれない。
枯れてしまう日がくるかもしれない。


それでも、
それでもまた、
空に向かって、のびのびとその花を伸ばしていけるように
力を与え、種を守り、支える
そんな存在でありたい。


この思いが
先生としてやりたいこと
教室づくりで大切にしたいことでした。

なかなか余裕のない日々が続くと
授業の準備に追われたり、
対応に追われたりで
つい、大きな心でいることができなくなってしまうこともあったけど、

学校現場を離れたとしても
ずっと大切にしたい想いの一つです。


今日も最後までお読みいただいてありがとうございました!

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