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無理して頑張る先生に伝えたいこと

先生として働いた5年間

保護者の方々や子どもたち、同僚の先生の中で
「はずれの先生」って思わたらどうしよう

「はずれ」だと思われないようにがんばらなくちゃ‥


これが、心の中にずっしり沈んで
何をするにも考えてしまうことでした。

クラスが荒れたら はずれの先生だと思われてしまうから
必死に学級経営をする。

授業がへたくそだと、はずれの先生だと思われてしまうから
必死に授業をしようとする。

特に、授業参観の時なんかは
汗がだらだらになるほど、怖くて。
この1時間で失敗したら、先生失格だと思っていました。

体調崩して、休みがちな先生だったら
はずれの先生だと思われるかも。

若い先生で、子どもたちになめられていたら
先生失格かも。


今思えば、、
失敗をとにかく恐れて‥
とにかく完璧な先生であろうと必死で
どんどん自分のことを自分で苦しめていました。


そして何より
自分自身のことを認めれないから
がんばっている自分のことを自分で認められないから

周りから認められたかった

「いい先生」と思われたかった
「できる先生」だと思われたかった

自分の評価を周りからの評価でつけようとしていました。


だけどさ‥
そんなこと必要なくて
あたりもはずれもない。

毎日、学校に行き、
ほっとする間もないほど働いて
「子どもたちのため」を合言葉に
とにかく踏ん張ってた。

理由がどうあれ、学級経営も授業も
必死でがんばろうとしていた。

その年に出会った子どもたちを
全力で大切にしようとした。

それは、事実で
私がちゃんとしてきたこと。


そしてその思いは子どもたちや保護者、同僚の先生に
ちゃんと伝わっていたよ。

無理して、大きく見せなくてもだいじょうぶだった。

そのままの私で、十分、価値がある。

そのことを自分自身で認められるようになって
やっと‥生きやすくなった。



自分の価値は自分で決める。
休んだっていい。頑張れないときがあってもいいんだよ。

一回休んだくらいで、あなたの価値は変わらない。
休むことを選択できた自分をさ、褒めてあげようよ。

大丈夫だから。




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