ナス|葉や実に波状の食べ痕|テントウムシダマシ
葉っぱに透けたような波状の食べ痕を残す”テントウムシダマシ”。アブラムシを食べてくれるテントウムシのように見えて、実は葉を食べてしまいます!被害が広がると光合成ができなくなってしまうので、早めに見つけて退治したいですね。
今回は、葉にダメージを与え植物の元気を奪ってしまう”テントウムシダマシ”から守り、ナスを元気に育てる方法をお伝えします。
(虫の写真が出てきますので、苦手な方はご注意ください)
テントウムシダマシ
ニジュウヤホシテントウ、オオニジュウヤホシテントウの幼虫・成虫をテントウムシダマシと呼びます。草食のテントウムシということで、彼らに罪はないのですが…。
ぱっと見はテントウムシのようですが、星の数が多く表面に毛が生えたようでツヤがないのがテントウムシダマシ。星の数が少なく、ツヤがあればアブラムシを食べてくれる益虫のテントウムシです。
テントウムシダマシの幼虫はタワシのような外観です。
生態
春から秋にかけて発生します。
土の中などで越冬し、次の年に再び発生します。
被害の様子
幼虫に食べられた痕は、葉の上に波状の透けたような食べ痕として残るため分かりやすいです。被害を受けた葉の裏に幼虫がいることもあります。
とても特徴的な食べ痕ですね。
数が増えると、葉がスカスカになって光合成ができなくなり、ナスは元気がなくなってしまいます。
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予防
1.網目0.8mm以下の防虫ネットをかける
まずは成虫を侵入させないことが大事です。防虫ネットで、ナスの葉に卵を産みつけられないようにしましょう。
対策
波々した食べ痕を見つけたら、すぐに対策をしましょう。大発生してしまうと、葉が食われて光合成ができなくなってしまいます。
1.幼虫・成虫を見つけ次第退治
かわいそうですが、見つけたら退治していきましょう。
2.薬剤を散布する
オーガニックではありませんが、家庭菜園で使える薬剤をご紹介します。
まとめ
見つけ次第退治するやりかたでも、ある程度被害を抑えられるのがテントウムシダマシです。葉についた白い筋は目立つので、早めに見つけて、地道に退治していきましょう。
虫と戦いながらナスを元気に育てて、家庭菜園を堪能しましょう!
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