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夏休みの目標はSMARTにね!

夏休みが始まりましたね!(久しぶりの投稿です。)
子どもは喜び、大人はげんなりする夏休みです。(笑)
夏休みといえば一日の計画と夏休みの目標つくりです。今回は、この目標のつくり方について〝科学的根拠〟に基づいたSMART(スマート)な目標設定のポイントについてお話しします。( ̄◇ ̄)ゞ

目標設定ポイント、それが「SMART」の5つ
S:Specific(具体性)
M:Measurable(計量性)
A:Achieiable(達成可能性)
R:Related(関連性)
T:Time-bound(期限)
この5つが目標の必要な要素になります。
お父さんお母さんがお子さまの立てた目標をご覧になる際は、是非この「具体的で、数値化できて、達成できそうで、自分自身に関わる目標であり、いつまでに成し遂げるか」を確認してあげて下さい。
(これはスタンフォード大学オンライン スクール校長の星友啓先生のお話しからの抜粋になります。)

しかし、立てた目標をやり遂げるためには、目標を立てただけでは達成できません。なぜなら、自分で立てた筈の目標が、しばらくすると〝外発的な動機付け〟に変貌してしまうからです。目標設定は、短期的には強い自発動機になっても、長期的には心の負担になってしまうからです。
だから、RのRelated(関連性)がとても重要です。
関連性は、目標に対する「目的」です。目標に対して「なぜ、それをするのか?」と問いかけることで「こども自身の内発的動機付け」になります。
そして、TのTime-bound(期限)は、適度に短めに設定するのも重要です。
3日は短いとしても、夏休み期間を3~4つに区切った目標にして、具体的で、数値化できて、達成できそうなを意識できていればOKでしょう。

子どもにとって小さな成功体験は、大きな自信につながります。
目標と目的は紙に書き出した行動計画です。これが達成できたという経験は自己肯定感となります。
このとき「○○ができるようになるために、自分で目標をつくってできるようになった」と画用紙などに子ども自身に書いてもらって写メを撮ってあげて下さい。撮った写メを親子で一緒に見る。
この瞬間、お子さまの脳の中では、それまでの努力した経緯が蘇って来るはずです。稚拙でも、それを言語化することはリトリーバルという記憶力を伸ばす学習法そのものです。
そして、自分の行動を脳内で俯瞰して見られる絶好の機会でもあります。こうした行動が、お子さまのメタ認知となっていきます。

何かをするから能力は伸びます。
何をするのかも大切ですが、ぜひ言語化する行為、言語で処理する行為をひとつ挟んであげてください。
その積み重ねが非認知能力を大きく育てていきます。
非認知能力が大きく育てば、子どもは好奇心を持ち続け、知らないことをすら知らない自分を知り、学ぶことが自分自身を満足させてくれると自覚して進んで勉強する子になります。
なぜなら、人間の脳はどういう風に設計されているからです。
みらい塾(みらい学習教室)で実施している授業では、こういった科学的根拠に基づいた指導を一貫して行っています。

さて、今日も暑いですね。
7.20(土)の今日は、読書感想文セミナーを開催する日です。
自らの発信力の無さから、閑古鳥が鳴きそうな気配は拭えません…。
入場、参加は無料です。
お近くにお住いの方で、小学生のお子さまがいらしたら是非覗きにいらしてください。
11時からは屋外でキッズイベントもあるようです。
キッズイベントで汗をかいたら、冷たい飲み物を持って、涼しい集会室で読コンセミナーは如何でしょうか。(む、無理があるな…。)


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